有馬記念展望&中山大障害・ラジオたんぱ杯2歳S 予想
2004年12月24日 競馬予想&結果☆有馬記念 展望
最初に言ってしまうと、今年の有馬記念はやや寂しいメンバー構成。秋のキングカメハメハ引退、昨年の2着馬リンカーンの回避などが理由。
それでも、GIホースが6頭出走しており、一応の格好はついたのではないか。何より今年最後のGI。気合を入れていきたい。
ゼンノロブロイは天皇賞(秋)とジャパンカップを連勝中。少し前までの勝ちきれないイメージはすっかり影を潜めた。これはやはりペリエ騎手へ乗り替わったことが大きいのだろう。今回もそのペリエ騎手とのコンビ、信頼性は高い。
しかしこの秋4走目、目に見えない疲労がやや心配。また中山2500Mはどうかという気もする。距離自体は問題ないが府中と中山ではコース形態が全く異なるので…。
ピサノクウカイは冬至Sを快勝しており勢いはある。しかし重賞未勝利、唯一の重賞出走だったダービーでは7着に敗れており強調材料に乏しい。掲示板に乗れば。
ハイアーゲームは秋3走の走りがいずれも物足りない。特に左回りで全く伸びなかったジャパンカップにはガッカリだった。今回は鬼門の右回り、しかも騎乗予定だったデムーロ騎手は騎乗停止で乗れず。ここは厳しい。
コスモバルクは得意の中山コースが強調材料。ジャパンカップで見せた勝負根性も一級品。中間は大井競馬場で調整をしており長距離輸送がないのも好材料。あとは折り合いがどうかだが、岡田氏の「ロブロイ徹底マーク」宣言もあり、どういう競馬をするかはスタートしてみないとわからない。五十嵐騎手の腕の見せ所か。
ハーツクライは秋の飛躍を期待した一頭だが菊花賞、ジャパンカップとも案外な成績に終わってしまった。人気落ち必至だが能力は確かなはず。ダービー2着時の横山典騎手への乗り替わりに怖さを感じる。穴で一考。
シルクフェイマスはジャパンカップをパスしてここ一本目標に調整。馬体は戻っているようで力は出せると思われる。流れはそれほど速くなりそうもなく、展開向きそう。狙い目か。
ユキノサンロイヤルはオープン特別も勝てない現状、もう7歳で上がり目も期待できず、距離も長い。黙って消しか。
ダイタクバートラムはステイヤーズSで強い勝ち方をしている。ステイヤー色が強い気がするが夏には北九州記念を制しており、スピードも兼ね備えている。武豊騎手への乗り替わりも心強い。しかしGIでの実績に乏しく、単純に能力が足りない可能性もある。過信禁物か。
タップダンスシチーは宝塚記念を見る限り現役トップクラスの実力馬。軽快な先行力は7歳という年齢を感じさせない。しかし今回は海外遠征帰りで明らかな調整不足。状態面にかなり不安が残る。来年の現役続行を決めたのも、今回自信がないからでは…。
デルタブルースは今年の菊花賞馬。ややズブイ印象があったがジャパンカップで出遅れながら良く伸びて3着に入っており、実力は確か。今回はボニヤ騎手に乗り替わるが、これまでも頻繁に騎手が変わっており問題ない。調教の具合も良さそうで期待の一頭。
ヒシミラクルは一昨年の菊花賞馬。長期休養を挟んだ天皇賞(秋)は勝負にならなかったが、次のジャパンカップで行きっぷりが一変。4コーナーで先頭に立つ勢いを見せた内容に復活の気配を感じた。調教も良く、3走目のここで復活の可能性は十分。楽しみ。
グレイトジャーニーは三冠皆勤だが11着、10着、8着といずれも物足りない内容。ベストはマイル〜中距離で2500Mは長い印象。ここは厳しい。
ツルマルボーイは天皇賞(秋)のあとここ目標に調整。状態はかなり良さそう。距離はもっと短い方が良いが2500Mも十分こなせる。ただ、やはり左回りの方が良い気がする。展開も向かないのでは…。評価微妙。
コイントスは一昨年のこのレース3着。堅実さが武器でこの距離も向くが、長期休養明けから2走目の福島記念が微妙な内容。着差はそれほどなかったもののあのメンバー構成なら突き抜けてほしかったところ。掲示板が精一杯か。
アドマイヤドンはダートではトップの実績を持つが芝では京都2歳Sと朝日杯FSの2勝しかしていない。今回は久々の芝のレースとなるがJCDでもズブさを見せた現状では、芝ではとても勝負にはならないだろう。状態は非常に良いようだが…。
-------------------------------------------------------
☆中山大障害
◎ロードプリヴェイル
○メジロオーモンド
▲メルシータカオー
ブランディスの引退は残念だが、ロードプリヴェイルがその穴を埋めてくれそう。楽しみ。
他中山GJ2着メルシータカオー、同3着メジロオーモンドの舞台適性の高さを評価。
☆ラジオたんぱ杯2歳S
◎アドマイヤジャパン
○ヴァーミリアン
▲トーセンマエストロ
△ローゼンクロイツ
新馬戦の勝ちっぷりに大物感を感じるアドマイヤジャパンから。
武豊鞍上、1800〜2000Mで安定した成績のヴァーミリアンが対抗。
トーセンマエストロは大幅距離延長となったエリカ賞で強い勝ち方をしておりこの距離は向きそう。
ローゼンクロイツはお馴染みロサードやローズバドを輩出した一族で、どちらかと言うと平坦小回り向きの可能性あり。押さえまで。
最初に言ってしまうと、今年の有馬記念はやや寂しいメンバー構成。秋のキングカメハメハ引退、昨年の2着馬リンカーンの回避などが理由。
それでも、GIホースが6頭出走しており、一応の格好はついたのではないか。何より今年最後のGI。気合を入れていきたい。
ゼンノロブロイは天皇賞(秋)とジャパンカップを連勝中。少し前までの勝ちきれないイメージはすっかり影を潜めた。これはやはりペリエ騎手へ乗り替わったことが大きいのだろう。今回もそのペリエ騎手とのコンビ、信頼性は高い。
しかしこの秋4走目、目に見えない疲労がやや心配。また中山2500Mはどうかという気もする。距離自体は問題ないが府中と中山ではコース形態が全く異なるので…。
ピサノクウカイは冬至Sを快勝しており勢いはある。しかし重賞未勝利、唯一の重賞出走だったダービーでは7着に敗れており強調材料に乏しい。掲示板に乗れば。
ハイアーゲームは秋3走の走りがいずれも物足りない。特に左回りで全く伸びなかったジャパンカップにはガッカリだった。今回は鬼門の右回り、しかも騎乗予定だったデムーロ騎手は騎乗停止で乗れず。ここは厳しい。
コスモバルクは得意の中山コースが強調材料。ジャパンカップで見せた勝負根性も一級品。中間は大井競馬場で調整をしており長距離輸送がないのも好材料。あとは折り合いがどうかだが、岡田氏の「ロブロイ徹底マーク」宣言もあり、どういう競馬をするかはスタートしてみないとわからない。五十嵐騎手の腕の見せ所か。
ハーツクライは秋の飛躍を期待した一頭だが菊花賞、ジャパンカップとも案外な成績に終わってしまった。人気落ち必至だが能力は確かなはず。ダービー2着時の横山典騎手への乗り替わりに怖さを感じる。穴で一考。
シルクフェイマスはジャパンカップをパスしてここ一本目標に調整。馬体は戻っているようで力は出せると思われる。流れはそれほど速くなりそうもなく、展開向きそう。狙い目か。
ユキノサンロイヤルはオープン特別も勝てない現状、もう7歳で上がり目も期待できず、距離も長い。黙って消しか。
ダイタクバートラムはステイヤーズSで強い勝ち方をしている。ステイヤー色が強い気がするが夏には北九州記念を制しており、スピードも兼ね備えている。武豊騎手への乗り替わりも心強い。しかしGIでの実績に乏しく、単純に能力が足りない可能性もある。過信禁物か。
タップダンスシチーは宝塚記念を見る限り現役トップクラスの実力馬。軽快な先行力は7歳という年齢を感じさせない。しかし今回は海外遠征帰りで明らかな調整不足。状態面にかなり不安が残る。来年の現役続行を決めたのも、今回自信がないからでは…。
デルタブルースは今年の菊花賞馬。ややズブイ印象があったがジャパンカップで出遅れながら良く伸びて3着に入っており、実力は確か。今回はボニヤ騎手に乗り替わるが、これまでも頻繁に騎手が変わっており問題ない。調教の具合も良さそうで期待の一頭。
ヒシミラクルは一昨年の菊花賞馬。長期休養を挟んだ天皇賞(秋)は勝負にならなかったが、次のジャパンカップで行きっぷりが一変。4コーナーで先頭に立つ勢いを見せた内容に復活の気配を感じた。調教も良く、3走目のここで復活の可能性は十分。楽しみ。
グレイトジャーニーは三冠皆勤だが11着、10着、8着といずれも物足りない内容。ベストはマイル〜中距離で2500Mは長い印象。ここは厳しい。
ツルマルボーイは天皇賞(秋)のあとここ目標に調整。状態はかなり良さそう。距離はもっと短い方が良いが2500Mも十分こなせる。ただ、やはり左回りの方が良い気がする。展開も向かないのでは…。評価微妙。
コイントスは一昨年のこのレース3着。堅実さが武器でこの距離も向くが、長期休養明けから2走目の福島記念が微妙な内容。着差はそれほどなかったもののあのメンバー構成なら突き抜けてほしかったところ。掲示板が精一杯か。
アドマイヤドンはダートではトップの実績を持つが芝では京都2歳Sと朝日杯FSの2勝しかしていない。今回は久々の芝のレースとなるがJCDでもズブさを見せた現状では、芝ではとても勝負にはならないだろう。状態は非常に良いようだが…。
-------------------------------------------------------
☆中山大障害
◎ロードプリヴェイル
○メジロオーモンド
▲メルシータカオー
ブランディスの引退は残念だが、ロードプリヴェイルがその穴を埋めてくれそう。楽しみ。
他中山GJ2着メルシータカオー、同3着メジロオーモンドの舞台適性の高さを評価。
☆ラジオたんぱ杯2歳S
◎アドマイヤジャパン
○ヴァーミリアン
▲トーセンマエストロ
△ローゼンクロイツ
新馬戦の勝ちっぷりに大物感を感じるアドマイヤジャパンから。
武豊鞍上、1800〜2000Mで安定した成績のヴァーミリアンが対抗。
トーセンマエストロは大幅距離延長となったエリカ賞で強い勝ち方をしておりこの距離は向きそう。
ローゼンクロイツはお馴染みロサードやローズバドを輩出した一族で、どちらかと言うと平坦小回り向きの可能性あり。押さえまで。
コメント