☆今年も注目馬を挙げてみたいと思います。
昨年(正確には一昨年の12月27日)は名前を挙げたディープインパクトとラインクラフトの2頭でGI5勝。今年もそれくらい活躍馬が出るといいなぁ…。

三歳牡馬クラシック路線 サクラメガワンダー(超期待)、ジャリスコライト
三歳牝馬クラシック路線 フサイチパンドラ(オークス特注)
三歳マイル路線 フサイチリシャール(クラシックでも注目)
三歳ダート路線 フラムドパシオン
古馬王道路線 インティライミ(打倒ディープ)、シックスセンス、リンカーン(まだ期待します)
古馬牝馬路線 シーザリオ(復帰次第)、ダイワエルシエーロ(復帰次第)
短距離路線 マルカキセキ
マイル路線 ビッグプラネット
古馬ダート路線 ヴァーミリアン(中距離向き)、サンライズバッカス(短めの距離で)
障害路線 テイエムドラゴン(まだ4歳、長期政権可能)
その他 ローマンエンパイア(とにかく応援)
☆京成杯
◎1着 ジャリスコライト 北村宏
△2着 トウショウシロッコ 吉田豊
○3着 ネヴァブション 武幸

ジャリスコライト快勝!道中は中団でキッチリ折り合い、直線抜け出すとトウショウシロッコの追撃を抑えました。馬場の悪さを考えれば完勝と言って良いでしょう。クラシックに向けて期待は高まります。
2着トウショウシロッコは未勝利を勝ち上がったばかりでよく頑張っています。馬連的中。
3着ネヴァブションはちょっと位置が後ろすぎたかもしれません。

ニシノアンサーはハナにも立てず惨敗。これでは今後も苦戦しそうです。

☆日経新春杯
▲1着 アドマイヤフジ 福永
 2着 スウィフトカレント 岩田康
○3着 インティライミ 佐藤哲

アドマイヤフジ快勝!先に抜け出したインティライミの外から差し切り重賞初制覇となりました。今年はGI戦線を沸かせてほしいものです。
2着スウィフトカレントはアドマイヤフジと合わせ馬の形で上がってきましたが惜しくも2着。しかしこの馬も重賞級の力はありますね。過去には重賞で二度本命を打っているのを忘れていました(汗)。
さて、3着に敗れたインティライミですが、故障休養明けでトップハンデという厳しい条件ながら、直線でいったんは完全に抜け出す素晴らしい内容でした。改めてこの馬の力を再認識。負けはしたものの次につながる快走でした。

トウカイトリックは6着。これで掲示板に乗れないのは完全に力負けでしょう。残念ですがGIII級と考えた方が良いかもしれません。
エルノヴァは全く伸びず10着惨敗。これも力負けでしょうね。特に驚くようなことではないと思います。
☆京成杯
◎ジャリスコライト
○ネヴァブション
△トウショウシロッコ
△アンバージャック

本命はジャリスコライト。朝日杯FSで「グラスワンダー級」の期待をかけた馬。結果は3着だったが敗因はハッキリしている。ここは楽に突破してくれるはず。
ネヴァブションはエリカ賞で後方から伸びてサクラメガワンダーの4着。馬場悪化は気がかりだが流れはそれなりに速くなりそうだし大丈夫だろう。
大崩れのないトウショウシロッコは中山2000Mを勝ち上がっておりここでも注意。
大穴はパラダイスクリーク産駒で道悪上手そうなアンバージャック。

☆日経新春杯
◎トウカイトリック
○インティライミ
▲アドマイヤフジ
△マーブルチーフ
△ストラタジェム

本命はトウカイトリック。重馬場での比叡S勝ちがあり、馬場悪化はむしろ歓迎。メンバーは揃ったが54キロなら勝機十分。
インティライミは故障休養明けでトップハンデ。さすがに厳しいが能力は一番だろう。何よりダービーでの4角先頭はインパクト十分だった。先につながる走りを期待。
アドマイヤフジは三冠で5、4、6着。不器用さは相変わらずだが末脚は非凡で展開次第で逆転も。
マーブルチーフは一昨年、昨年とこのレースで連続2着。とにかく京都は走る。要警戒。
連勝中ストラタジェムはようやく軌道に乗ってきたか。上位に割って入るだけの力はある。
☆ガーネットS
△1着 リミットレスビッド 田中勝
 2着 シルヴァーゼット 津村
▲3着 コパノフウジン 長谷川

リミットレスビッド快勝。ダートで新味が出ましたね。フェブラリーSは距離が微妙な気がしますが…。
シルヴァーゼットはマイペースの逃げに持ち込み2着。3着コパノフウジンはあと一歩伸びきれず。

1番人気ブルーコンコルドはプラス15キロの馬体重、斤量59キロ、更にスタートで後手を踏み位置取りが悪くなったことが敗因でしょう。力負けではなく本番でも期待できると思います。

☆シンザン記念
▲1着 ゴウゴウキリシマ 石橋守
 2着 グロリアスウィーク モンテリーゾ
△3着 ロジック 武豊

ゴウゴウキリシマ逃げ切り勝ち。ただし内容的には凡戦で取り立てて書くことはありません。
☆シンザン記念
◎ディープエアー
○リメインオブザサン
▲ゴウゴウキリシマ
△ロジック

本命はディープエアー。レベルの高かった朝日杯で6着。このメンバーなら押し切れる。
リメインオブザサンは派手さは無いものの堅実に差してくる印象。ここでも大崩れはなさそう。
ゴウゴウキリシマはデイリー杯の内容が良かった。末脚が生きる展開になれば。
ロジックはやや人気先行気味な気がするが、このレースに相性抜群の武豊騎手が心強い。
☆中山金杯 結果
 1着 ヴィータローザ 柴山
▲2着 アサカディフィート 後藤
 3着 カナハラドラゴン 勝浦

ヴィータローザ快勝。さすが実績馬といったところでしょうか。柴山騎手も中央に慣れて今年は本領発揮となりそうですね。
2着に末脚健在アサカディフィート。この流れでここまで追い込んでくるのですから大したものです。
3着カナハラドラゴンは勝ち馬と同じような位置からのレース。よく頑張っています。

6着キングストレイルはあの位置から伸びないのでは今後も厳しいでしょう。メジロマントルにも先着されているようでは…。
8着マイネルレコルトはやはり距離でしょうか。
9着ダンスインザモアもサッパリ伸びませんでしたね。活躍が期待される一頭なのですが…。
本命カンファーベストは直線後退して13着惨敗。二走ボケかわかりませんが残念です。

なおワンモアチャッターは本馬場入場後に横山典騎手が落馬、発送除外となってしまいました。横山典騎手も鎖骨骨折で休養を余儀なくされてしまいました。

☆京都金杯 結果
◎1着 ビッグプラネット 和田
 2着 ニューベリー 柴原
△3着 アルビレオ 岩田康

ビッグプラネット逃げ切り勝ち。直線いったんはニューベリーに差されましたが二の足を使って見事に逃げ切りました。期待の素質馬が完全復調、今年も期待します。
ニューベリーはもう8歳になりますが頑張っていますね。
アルビレオは後方から強襲してきましたが届かず。しかし9番人気は人気なさすぎだと思うのですが。

注目のディアデラノビアは中団やや前から直線も踏ん張って6着。復帰戦としては悪くなく、今後の活躍も期待できそうです。
シルクフェイマスは8着。条件を考えてもここは致し方ないところでしょうか。次走改めて注目したいです。
1番人気オレハマッテルゼは9着。この馬も二走ボケかも…。
エイシンドーバーは4着入線でしたが12着に降着となってしまいました。川島騎手も騎乗停止となってしまいましたし、これは残念です。

☆ガーネットS
◎ブルーコンコルド
○ディバインシルバー
▲コパノフウジン
△リミットレスビッド
△オフィサー
△ケイアイメルヘン

本命はブルーコンコルド。斤量59キロでもこのメンバーなら力が一枚も二枚も抜けている。前哨戦とはいえ負けられない。
ディバインシルバーは8歳になるが衰えは感じられない。すんなり前にいければ。
コパノフウジンは芝でも通用するスピードがある。ここでも通用するだけの力はありそう。
☆皆様明けましておめでとうございます。
今年もまったりと予想していこうと思います。よろしくお願い致します。
とりあえず今年の目標としては、
・GI的中10戦以上
・GI回収率150%以上

です。昨年が惨憺たる有様だったので、あえて厳しい目標を立ててみました。
では金杯の予想を…。

☆中山金杯
◎カンファーベスト
○ワンモアチャッター
▲アサカディフィート
△キングストレイル

本命はカンファーベスト。休養明けの鳴尾記念で2着に入り健在ぶりを示した。父アンバーシャダイ、母父シンザンでいかにも叩き良化型。勝機。
ワンモアチャッターは前走が案外だったが素質はかなりのものを持っているはず。スムーズなら。
一昨年の中山金杯勝ち馬アサカディフィートは末脚健在。前走もスローの流れをよく差してきた。展開次第で逆転も。
キングストレイルはゼンノロブロイ引退後の藤沢和厩舎の屋台骨を背負って立たなくてはならない存在。アッサリのシーンも。

☆京都金杯
◎ビッグプラネット
○グレイトジャーニー
▲エイシンドーバー
△オレハマッテルゼ
△チアフルスマイル
△アルビレオ

本命はビッグプラネット。CBC賞は見せ場無く敗れたがやはりこの馬はマイルが合いそう。斤量も手頃でチャンス。
グレイトジャーニーはようやく本格化してきた印象。ソツなく抜け出した前走の内容からも好勝負可能。
上がり馬エイシンドーバーの勢いも無視できない。ここを突破するようなら今後も要注目。
☆とにかく今年のGIは当たりませんでした。しかも予想で核心に触れていながら馬券を外すケースが多く、本当に悔しい思いをしたものです。
キッチリ反省して、来年につなげたいところです。

☆フェブラリーS
◎1着 メイショウボーラー 福永
△2着 シーキングザダイヤ ペリエ
 3着 ヒシアトラス 蛯名
 4着 タイムパラドックス 武豊
○5着 アドマイヤドン 安藤勝

ハイ、いきなり来ましたよ、大反省のレースが(泣)。
メイショウボーラーとアドマイヤドンを三連複の軸に固定してしまったため撃沈。ドンの出遅れに思わず卒倒。
ここは手堅く馬連で行くべきでした。このあとも馬券の買い方を間違えて外すケースはけっこう出てきます…。

☆高松宮記念
△1着 アドマイヤマックス 武豊
○2着 キーンランドスワン 四位
◎3着 プレシャスカフェ 蛯名
 4着 カルストンライトオ 大西
 5着 ナイキアヘッド 村田

◎からの馬連で馬券は撃沈。ここは三連複を選ぶべきでした。なんかもう、一年間ずっとこんな調子だったような…。
○キーンランドスワンあたりは良かったんですけどね。

☆桜花賞
 1着 ラインクラフト 福永
▲2着 シーザリオ 吉田稔
△3着 デアリングハート デムーロ
 4着 エアメサイア 武豊
 5着 ダンツクインビー 小牧太

ラインクラフトを外枠というだけで切ってしまった。◎はライラプス。全体的にひどい予想(泣)。

☆皐月賞
▲1着 ディープインパクト 武豊
 2着 シックスセンス 四位
 3着 アドマイヤジャパン 横山典
○4着 マイネルレコルト 後藤
△5着 アドマイヤフジ 福永

この時点ではディープインパクトを信用していなかったですね。◎はビッグプラネット。でもそれほど悔しさはなかったです。
シックスセンスは「えっ!?」という感じでしたがフロックだとは思いませんでした。そう思ったのならダービーは取れそうなものですが…。

☆天皇賞(春)
 1着 スズカマンボ 安藤勝
 2着 ビッグゴールド 和田
◎3着 アイポッパー 藤田
 4着 トウショウナイト 武士沢
△5着 ハーツクライ 横山典

これはある程度仕方ないかな…。

☆NHKマイルC
 1着 ラインクラフト 福永
 2着 デアリングハート 後藤
 3着 アイルラヴァゲイン 横山典
○4着 ペールギュント 武豊
△5着 セイウンニムカウ 安藤勝

◎はビッグプラネット。ラインクラフトを遠征競馬というだけで切ったヒドイ予想(泣)。

☆オークス
◎1着 シーザリオ 福永
△2着 エアメサイア 武豊
 3着 ディアデラノビア デザーモ
○4着 エイシンテンダー 武幸
 5着 ブリトン 田中勝

馬券はシーザリオとエアメサイア固定の三連複。エイシンテンダーも頑張ってくれましたし悔いは残りませんでした。悪くない予想だったと思います。

☆日本ダービー
◎1着 ディープインパクト 武豊
○2着 インティライミ 佐藤哲
 3着 シックスセンス 四位
△4着 アドマイヤフジ 福永
 5着 マイネルレコルト 後藤

インティライミが期待通りの快走。その一方でシックスセンスを切って大失敗。
予想では「皐月賞はフロックなどではない」と書いておきながら「スタートの不安がなくなったわけではない」などと難癖をつけて切ったのは、今思い返しても本当にひどいですね(泣)。
まあそれ以前に、馬連にしておけば何の問題もなかったわけですが…。

☆安田記念
 1着 アサクサデンエン 藤田
 2着 スイープトウショウ 池添
 3着 サイレントウィットネス コーツィー
△4着 ブリッシュラック モッセ
 5着 カンパニー 福永

◎テレグノシス○アドマイヤマックス▲ハットトリック。何も言うことはありません(泣)。

☆宝塚記念
 1着 スイープトウショウ 池添
△2着 ハーツクライ 横山典
△3着 ゼンノロブロイ デザーモ
▲4着 リンカーン 福永
 5着 サンライズペガサス 松永

◎タップダンスシチーが8歳馬だということに目をつぶりすぎでした。スイープトウショウの力を見抜けなかったのも問題でしたね。安田記念を軽視したのが大失敗だったようです…。
☆有馬記念
 1着 ハーツクライ ルメール
▲2着 ディープインパクト 武豊
◎3着 リンカーン 横山典
 4着 コスモバルク 五十嵐冬
 5着 コイントス 北村宏

ハーツクライ快勝!道中3〜4番手の好位につけて直線抜け出す横綱相撲。ルメール騎手のこの騎乗も見事でしたが、それをしっかりこなせるほどこの馬も成長していたのでしょうね。素晴らしい勝利でした。
2着に敗れたディープインパクトですが、後方からまくり気味に上がって行き、直線もそれなりに伸びているのですから仕方がないと思います。これが古馬の壁なのでしょう。ただ、悲観する必要はないと思います。来年は天皇賞(春)を目指すとのこと。また強い姿を見せてくれると思います。
3着リンカーンは横山典騎手が完璧に乗ったと思いますが及ばず。しかし力のあるところは見せてくれました。次こそは悲願達成を期待したいものです。
4着コスモバルクは今年の不振がウソのような快走。これはもう理屈ではなく、五十嵐冬樹騎手の存在によるものでしょう。それだけに、今年に入って謎の乗り替わりやローテーションで力を生かせなかったことは残念です。

ヘヴンリーロマンスは6着。位置取りが後ろ過ぎた感はありますが終いはよく伸びています。やはり力はありますね。
8着ゼンノロブロイは+12キロの馬体重に目を疑いましたが、やはり…という感じでした。ピークもすでに過ぎていたのかもしれません。ともあれこれで引退、お疲れ様でした。
11着デルタブルースは切れる脚のある馬ではないので、あの位置では…。状態は良いと思われただけに残念です。
ここが引退戦の12着タップダンスシチーはこれまで息の長い活躍を見せてくれました。最後は息切れしましたがこの馬らしい逃げは見せてくれたと思います。お疲れ様でした。
オペラシチーはここでは力不足でしたね…、14着。
☆ラジオたんぱ杯2歳S
◎1着 サクラメガワンダー 安藤勝
▲2着 アドマイヤムーン 本田
 3着 ヴィクトリーラン 石橋守

サクラメガワンダー快勝!先に抜け出したアドマイヤムーンとの叩き合いを制しました。筆者待望のグラスワンダー産駒のクラシック候補です。これで春が楽しみになりました。
2着アドマイヤムーンも差はありませんね。この馬も順調ならクラシックで期待できそうです。馬連的中。

☆CBC賞
△1着 シンボリグラン ボニヤ
 2着 カネツテンビー 津村
△3着 シーイズトウショウ 池添

シンボリグラン快勝。なかなか強い内容でしたし、順調なら来年の高松宮記念も期待できそうです。
2着に人気薄カネツテンビー。中京[2.0.0.1]の中京巧者とはいえさすがにマークできませんでした…。
シーイズトウショウは再輸送にもめげず頑張っていますが、惜しくも3着。

9着ビッグプラネットはなぜか中団から。切れる脚がある馬でもないので仕方ないでしょうか。
キーンランドスワンは謎の後方待機で12着惨敗。何も言うことはありません…。

☆中山大障害
 1着 テイエムドラゴン 白浜
 2着 メルシーエイタイム 出津
 3着 メジロベイシンガー 山本

テイエムドラゴン快勝!それにしても強かったです。この馬と2着のメルシーエイタイムはどちらも3歳馬。障害も世代交代が著しいですね。
☆有馬記念
◎リンカーン
○ゼンノロブロイ
▲ディープインパクト
△ヘヴンリーロマンス
△デルタブルース
注オペラシチー

本命はリンカーン。ジャパンカップは4着だったが流れに乗れた分終い脚が鈍った印象だった。何度も書いてきたが力はGI級。右回りになるのも横山典騎手への乗り替わりもプラス。悲願達成へ。
ゼンノロブロイはJC3着。天皇賞(秋)のスローでもJCのハイペースでも崩れなかった安定感はさすがの一言。ここが引退レースということで万全の状態出てくるだろう。外せない。
ディープインパクトは初の古馬との対戦となる。これまでは能力の違いで圧倒してきたが、ここでは相手が違う。また中山コースも合うとは言えない。しかしアッサリの場面も十分考えられる。何より、この馬が勝つのが一番盛り上がるはず。
ヘヴンリーロマンスはJC7着。究極の高速決着となったため及ばなかったがそれでもアルカセットから4馬身差。やはり力はある。調子落ちもなく、展開次第で十分勝ち負け可能。
デルタブルースはステイヤーらしく使われて調子を上げてきた。香港での活躍も記憶に新しい角居-ペリエのライン。軽視できない。
オペラシチーは京阪杯で見せ場なく敗れたが、休養明けで状態ひと息だった上に明らかに距離が短かった。日経賞や目黒記念でしぶとく伸びた競馬がこの馬本来の姿。一叩きしての上積みに期待。

マイソールサウンドは近走冴えず。後方のまま終わったJCを見ても多くは望めない。
サンライズペガサスは二度の長期休養を挟みながらも本当に良く頑張っている。陣営の努力には頭が下がるが、さすがにもう上がり目は望めないか。距離も長い。
コスモバルクはJC14着。追走だけでいっぱいだった内容を見ても完全にピーク過ぎた印象。五十嵐冬騎手とのコンビ復活も時すでに遅し…。
スズカマンボは依然として気性面に不安が残る。ディープフィーバーで多くの観衆が集まる有馬記念、入れ込みが心配。
グラスボンバーは安定して走ってはいるがここでは力不足か。距離も長い。
タップダンスシチーはJCで行きっぷりが戻ったがやはりピークを過ぎた印象は否めない。逃げ・先行タイプが揃い展開も厳しい。
ハーツクライはJC2着。今まさに充実一途の印象。しかし後方から極限の脚を使った反動が心配。良績のない中山もどうか。
ビッグゴールドは春の勢いがなくなった。展開も厳しそう。
コイントスは京都大賞典で2着し復活かと思われたがその後の二走が案外。往年の力は望めないか。
オースミハルカは牝馬同士なら地力上位だが…。展開も厳しい。
☆ラジオたんぱ杯2歳S
◎サクラメガワンダー
○ニルヴァーナ
▲アドマイヤムーン
△ホーマンアラシ
△マイネルスケルツィ

本命はサクラメガワンダー。最初の2戦はまだ若さを覗かせていたが休養後は2連勝で軌道に乗ってきた。父グラスワンダーのファンとして待ちに待ったクラシック候補。期待したい。
ニルヴァーナは新馬戦を楽勝。調教の動きも絶好でここでも十分通用する。全兄ゴールドアリュールはダート馬のイメージあるが芝でもダービー5着あり。この馬も芝はOKだろう。
アドマイヤムーンはまだ荒削りだが能力は確か。ここを勝てばクラシックでも最有力候補になりそう。

☆CBC賞
◎キーンランドスワン
○マルカキセキ
▲ビッグプラネット
△シーイズトウショウ
△シンボリグラン

先週は降雪のため順延となったが、今回は少し印を入れ替えた。
再輸送が気になるシーイズトウショウの評価を下げ、代わりにキーンランドスワンを上位に取った。他は先週の予想にも書いているため割愛。

☆中山大障害
◎メジロオーモンド
○チアズシャイニング

昨年の大障害2着馬メジロオーモンドが実績で押し切る。相手も今年の中山GJ2着のチアズシャイニングで。
☆前回は唯一の3歳馬ディープインパクトについて触れましたが、今日はこれを迎え撃つ古馬を検証してみましょう。

あくまで私個人の考え方ですが、天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念という『古馬王道路線』を全て走るのは非常に過酷なローテーションだと思います。
それゆえ、これまでの有馬記念では天皇賞(秋)やジャパンカップを好走して一番人気になった馬を軽視してきました。
まあ、おかげでテイエムオペラオーやシンボリクリスエス、それに昨年のゼンノロブロイには本当に痛い目にあってますけど(苦笑)。

それでは今年はどうでしょうか。
ジャパンカップで2分22秒1というとてつもないレコードが出たことで、例年以上に反動が気になります。
かといってジャパンカップ組を除くと、グラスボンバー、オペラシチー、コイントス、デルタブルース、オースミハルカしか残りません。
ジャパンカップ組をどう扱うか…、非常に難しいです。確実に明暗を分けるポイントとなりそうなので、慎重に検討せねば。

☆明日の昼に土曜重賞の予想、夜に有馬記念の予想を書きます。
☆まあ、本格的な検討はまだ先なんですけどね。
とりあえずひとつ書いておきましょう。

私が有馬記念でよく狙うのは、
『菊花賞から直行で出走する3歳馬』
です。
あるいは、これに近い、ゆとりを持ったローテーションで出走する3歳馬もほぼ同じです。
たとえば、
98年◎グラスワンダー(アルゼンチン共和国杯6着→有馬記念1着)
00年◎アドマイヤボス(アルゼンチン共和国杯10着→有馬記念5着)
01年○マンハッタンカフェ(菊花賞1着→有馬記念1着)
02年○ヒシミラクル(菊花賞1着→有馬記念11着)
03年◎リンカーン(菊花賞2着→有馬記念2着)

といった感じです。
そして今年、菊花賞から直行で有馬記念に出走する馬はただ一頭。

ディープインパクト

このローテーションには好感が持てますし、香港ヴァーズで2着に入ったシックスセンスや福島記念2着など重賞で堅実に走っているトウカイトリックなどを見ても、今年の3歳世代はレベルが高いと思います。

そうなると、おのずと◎はこの馬で決まりそうなものですが、そう簡単にはいかないのが有馬記念というレース。
◎はもうしばらくおあずけにしておくことにしましょう。
☆フェアリーS
 1着 ダイワパッション 長谷川
▲2着 ウエスタンビーナス 蛯名
 3着 サザンビューティー 田嶋翔

ダイワパッション差し切り勝ち。前二走とも逃げ切り勝ちを収めている馬ですが今回はハナを切れなかったのが逆に吉と出たようです。
展開を考えると、道中二番手から直線抜け出したウエスタンビーナスはなかなか強いですね。

それにしてもエイシンアモーレの8着凡走にはさすがに拍子抜けでした。この程度の馬だとは思えないのですが…。

☆阪神牝馬S
△1着 アドマイヤグルーヴ 武豊
△2着 マイネサマンサ 安藤勝
 3着 レクレドール ペリエ

アドマイヤグルーヴ、引退戦を快勝!道中は中団でピタリと折り合い、4コーナーで絶好の手ごたえで上がって行きラインクラフトを一気にかわすと最後まで押し切りました。これで引退というのが惜しく思えるほどの横綱相撲、流石でした。
マイネサマンサはこの距離でうまく折り合い最後伸びてきましたね。

ラインクラフトはスタートも良かったですが他に行く馬がおらず、おのずとハナに立つ展開に。ペースも早くはなかったですしこれは楽勝かと思ったのですが…。やはり敗因は疲労でしょうか。しっかり休養して来年のヴィクトリアマイルではまた強いレースを見せてほしいものです。

☆CBC賞
降雪のため24日(土)に延期
☆香港ヴァーズでシックスセンスが2着(1着ウィジャボード)、香港マイルでハットトリックが優勝しました。
もちろんハットトリックもすごいんですが、ヴァーズで2着に入ったシックスセンスはやはり強い馬だなと思いました。それと同時に、世代レベルの高さも完全に証明されたと思います。
これを踏まえて、有馬記念も予想してみることにしましょう。
☆フェアリーS
◎エイシンアモーレ
○ジョウノナンシー
▲ウエスタンビーナス
△コスモミール

エイシンアモーレを信頼。阪神JFはマイルがどうかと思ったが4着に好走した。1200Mのスピード勝負なら譲れない。

☆CBC賞
◎シーイズトウショウ
○マルカキセキ
▲キーンランドスワン
△ビッグプラネット
△シンボリグラン

本命はシーイズトウショウ。調整失敗で馬体激減のスプリンターズS、そして減った分を単純に戻しただけのアンドロメダSは度外視。使っての上積み大きく十分逆転できる。
スプリンターズSでも4着に入ったマルカキセキはアンドロメダSを快勝。充実一途で大崩は考えにくい。
実績上位キーンランドスワンは前走スワンSで17着に大敗したが、この馬は生粋のスプリンター。この条件なら巻き返せる。
前走マイルCSで折り合いに進境を見せたビッグプラネットはスプリントの流れに対応できれば上位争い。
同じ3歳シンボリグランも差はない。

☆阪神牝馬S
◎ラインクラフト
○ライラプス
▲マイネサマンサ
△アドマイヤグルーヴ

マイルならラインクラフトで断然。マイルCS3着は改めてこの馬の強さを感じさせるレースだった。
秋華賞、エリザベス女王杯と堅実に走っているライラプスは、マイルの方が向くはず。ラインクラフトとは2キロ差で、上位争い期待できる。
マイネサマンサはこの距離なら折り合いがつきそう。
これがラストランとなるアドマイヤグルーヴはマイルがどうかだが当然地力上位。有終の美を飾りたい。
☆朝日杯FS 結果
○1着 フサイチリシャール 福永
△2着 スーパーホーネット 内田博
◎3着 ジャリスコライト デザーモ
△4着 ショウナンタキオン 田中勝
 5着 ダイアモンドヘッド 武豊

フサイチリシャール快勝!逃げるレソナルの二番手を追走、直線抜け出してスーパーホーネットの追撃を振り切りました。スロクハイネスの回避などもありペースが落ち着いたこともありましたが、見事でしたね。
2着スーパーホーネットは「やはり来たか」という印象。デイリー杯でマルカシェンクの3着に入った内容が良かったですし、鞍上内田博騎手に乗り替わっていたことも大きかったですね。
ジャリスコライトは先日の日記にも書いた通り、パドックでのフラッシュにの影響か終始カリカリしていて、更にデザーモ騎手がステッキを落として手で叩いて追うという前代未聞の事態に。これでは伸び切れなかったのも致し方ないでしょう。次走は京成杯とのこと。ここで改めてその力を見せてほしいと思います。
4着ショウナンタキオンはスタートの良くない馬。内枠で出遅れ気味だった時点でアウトでしたね…。それでも直線の脚に強さは感じさせました。
5着ダイアモンドヘッドは1勝馬なので切りましたが、やはり経験不足でしょうか。

デンシャミチは京王杯2歳Sのレベルの低さを物語る12着。

☆鳴尾記念 結果
 1着 メジロマントル 吉田豊
△2着 カンファーベスト 安藤勝
 3着 キョウワスプレンダ 幸

メジロマントル逃げ切り勝ち。いくらスローだったとはいえ、この逃げ切りには驚きました。
2着に久々のカンファーベスト。流石に実力馬ですね。私も好きな馬ですし次からは◎で行きます。
3着キョウワスプレンダは長期休養などありましたがよく立て直してきましたね。この馬が頑張っているのを見るとどうしてもブラックタイドの復帰を心待ちにしてしまうのですが…。

期待のトウカイトリックはいまひとつ伸びきれず4着。しかし重賞で古馬相手に堅実に走っているのは立派です。
ヤマニンシュクルは7着。エリザベス女王杯激走の反動が出たでしょうか…。

☆中日新聞杯 結果
 1着 グランリーオ 柴山
△2着 ダンスインザモア 蛯名
 3着 カナハラドラゴン 勝浦

グランリーオ快勝。先行集団マークから抜け出してきました。柴山騎手はこれで重賞初勝利。おめでとうございます。
2着に外を追い込んできたダンスインザモア。実力馬がようやく本領発揮してきましたね。

一夜明けて

2005年12月12日
☆どうやら朝日杯FSのジャリスコライトにハッキリとした敗因が判明したので書いておきます。

ひとつ。途中デザーモ騎手がステッキを落とし、ステッキの代わりに手で叩いて追っていたこと。
ふたつ。パドックでフラッシュを焚いて写真を撮っていた人間がいるとの情報があった。このためかはわからないが終始カリカリして入れ込み気味だった。

この二点を考えると、今回のレースでは力を出し切ることができなかった、それゆえの敗戦だと思われます。
今回の敗戦は本当に残念ですが、まだ2歳戦が終わったばかり。しっかり力を出し切れば必ず大きいところを取れる馬だと信じてこれからも追い続けていきます。
父ファンタスティックライトということで、距離適性や成長力もありそうですし。

そういうわけで、昨日はかなりへこみ気味な日記を書いていましたが、また気を取り直してやっていきたいと思います。よろしくお願いします。

それにしても、パドックでフラッシュ焚く奴は本当に許せない。恥を知れ。

疲れた…

2005年12月11日
朝日杯FS。
あの予想をしておいて馬券を外す方が難しいと思うのですが、完全に外しました。
最近は三連複を買うことが多かったですし、ここも三連複にしておけば全く問題なかったはずです。
それなのに、私の買った馬券は7→12の馬単一点。何故こんなことに…。
思うに、ジャリスコライトを買いかぶりすぎていたのでしょう。そうでなければ迷わず三連複を買っていたはずです。

いくら的確な予想をしても、馬券の買い方が下手すぎて当たらないのではどうしようもありません。昨年の春頃はこんなことはなかったのですが…。

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