秘密のみ

2005年10月31日 競馬よろず
それにしても悔しい…。
女傑の誕生、サイレンススズカの悲劇、あっと驚く大波乱、ローエングリンの暴走…。
とにかくいろんなことが起こるのがこの天皇賞(秋)という印象が強い。
今年も何かありそうな予感…。

☆天皇賞(秋)
◎リンカーン
○ゼンノロブロイ
▲スイープトウショウ
△タップダンスシチー
△ハーツクライ
△ヘヴンリーロマンス

本命はリンカーン。前走京都大賞典をキッチリ勝ったことは大きな価値がある。昨年のこのレースは惨敗しているが今年は状態面は比較にならないほど良好。この距離ならかかる心配もなく、ポテンシャルを十分に発揮できるはず。
ゼンノロブロイは海外遠征以来。あまり買いたくないローテーションだがさすがに昨年秋GI3連勝の力は無視できない。乗り替わりも横山典騎手なら心配ないだろう。
スイープトウショウは毎日王冠で6着に敗れたが元来叩き良化型。一度使っての上積み大きく、宝塚記念で見せた強烈な決め手の再現も十分。
タップダンスシチーは状態面や年齢による衰えが不安視されているが、あれだけ状態不安が言われていた有馬記念で最後まで粘り通しており今回も軽視できない。鉄砲は全く心配ない。
ハーツクライは相変わらずの後方一気型だが強烈な決め手は健在。舞台も向くし、ルメール鞍上も心強い。
ヘヴンリーロマンスは札幌記念を快勝。相手は強いが展開や舞台は向くはず。同じ牝馬ならダンスインザムードよりこちらだろう。

スズカマンボは春の天皇賞の覇者だが、ここはいかにも急仕上げの印象。
ハットトリックはペリエ鞍上で買いたくなる一頭だが近走不振、2000M経験なしでは…。
アサクサデンエンは安田記念勝ち馬。しかしこの馬も急仕上げの印象強い。乗り替わりも微妙か。
ホオキパウェーブはオールカマーで重賞初制覇。しかし低レベルなメンバーでやっと勝ったという印象強い。2000Mもやや短いか。
キングストレイルはセントライト記念を快勝したがまだまだ実績不足。
メイショウカイドウは小倉以外では別馬のように走らない。ここはいかにも厳しい。
ストーミーカフェはまだまだ良化途上か。本来の粘り戻れば活躍期待できる一頭だが。
ダンスインザムードは昨年の2着馬だが近走は大不振。GIどころかGIIIでも厳しいのが現状か。
テレグノシスは府中巧者だが本質的にはマイラーで、2000M以上では連対なし。苦戦必至。
サンライズペガサスは毎日王冠を快勝。ここまで立て直した陣営には敬意を表するが、このタイプの馬はあまり買いたくない。
アドマイヤグルーヴは混合戦では厳しい。
バランスオブゲームはピーク過ぎた。
☆武蔵野S
◎サイレントディール
○カネヒキリ
▲アジュディミツオー
△サンライズバッカス
△ドンクール
△トウショウギア

カネヒキリの断然人気が予想されるが、ダートのマイルならサイレントディールの逆転ある。ペリエ鞍上も心強い。
アジュディミツオーは地力上位。本来の先行力戻れば。
サンライズバッカスは前々走で古馬に快勝、前走ダービーグランプリでは3着を7馬身突き放している。3歳勢ではカネヒキリは別格としてもこの馬もかなり強い。
ドンクールは相手なりに走るのが持ち味か。ここも堅く上位に来そう。
トウショウギアは今年に入ってからの充実ぶりが目覚しい。ここでも通用するだけのポテンシャルは持っている。

☆スワンS
◎チアフルスマイル
○タマモホットプレイ
▲サイドワインダー
△デアリングハート
△マイネルハーティ
△ビッグプラネット
注リキアイタイカン

チアフルスマイルを狙う。山城Sを快勝しており、京都1400Mはベストと思える。その後も牝馬限定戦で堅実に上位争いをしており、舞台変わりで能力発揮。
タマモホットプレイは昨年の覇者。スプリンターズSでも良く伸びており、力落ちは感じられない。
骨折休養明けのサイドワインダーは地力上位。ハイペース確実のメンバー構成で末脚全開。
デアリングハートは秋華賞惨敗だがやはり距離が長かったか。距離短縮で改めて見直し。
マイネルハーティは強力な決め手を持っているが生かしきれていない現状。200Mの距離短縮がどう出るか。
ビッグプラネットは現状では重賞で勝ち負けできるとは思えない。逃げ馬揃い展開も厳しいがテン乗り池添騎手に一縷の望みを賭ける。

キーンランドスワンは生粋のスプリンター。1400M以上では連対すらなく…。
コスモサンビームの連闘には失望した。重大な故障を経験した馬にはあまりに酷。たとえ復活したとしても素直には喜べない。
☆菊花賞
◎1着 ディープインパクト 武豊
 2着 アドマイヤジャパン 横山典
 3着 ローゼンクロイツ 安藤勝
○4着 シックスセンス 四位
 5着 フサイチアウステル 藤田

ディープインパクト、シンボリルドルフ以来の無敗の三冠達成!
スタートはこれまでにない好スタート、そこから道中は中団を追走しましたが最初のゴール板を過ぎたあたりからはかなりかかり気味になっていました。武豊騎手が懸命になだめると向こう正面では落ち着いた様子。あとはいつものこの馬の競馬をするだけでした。
2着に道中二番手から直線一気に抜け出したアドマイヤジャパン。横山典騎手の騎乗も素晴らしかったですが、それに応えたジャパンも強かったです。
3着に位置取りが絶妙だったローゼンクロイツ。もっと後ろから行くと思っていただけに、これを見た時は「やられた…」と思いました。この馬は関西圏では安定していますね。
4着シックスセンスはディープのやや後方から。この馬の力は出し切れたと思います。
5着フサイチアウステルはバテもしませんでしたが、いまいち物足りなさを感じました。今後も重賞では苦戦しそうな気がします。

逆転候補に挙げたアドマイヤフジですが、あの位置から伸びないのでは力不足だったと言うしかありません。今後も注目はしていきたいと思いますが。
シャドウゲイトは直線入り口で早くも一杯。結果的にはこの距離は長すぎたようです。

それにしても、VTRを見れば見るほど「アドマイヤジャパンの勝ちパターンだった」菊花賞だったと思います。
ディープインパクトはそれをアッサリかわしてしまうのですから本当に恐ろしい馬です。
とはいえ、同世代では完全に抜けた存在のこの馬が三冠を取るのは当然のこと。それゆえレース後はあまり興奮もしなかったですし、むしろ呆れたような目でテレビを見ていました。

無敗の三冠もこの馬にとっては単なる通過点。次走、伝説の第二章が幕を開けます。
古馬との初対決で勝利したその時、あの偉大な先駆者シンボリルドルフを越えたことになるのだと思います。

☆富士S
○1着 ウインラディウス 田中勝
 2着 タニノマティーニ 須貝
▲3着 キネティクス 池添

ウインラディウス快勝!直線でグイと伸びたレース振りからは衰えは感じられませんでした。この馬も偉い馬です。
2番手から直線も粘り通したタニノマティーニが2着。キネティクスは後方から伸びてきましたが3着が精一杯。

マイネルレコルトは後方からのレース。しかしこの馬本来はこんなに後ろから行く馬ではなかった気がするのですが…。6着。
☆菊花賞 予想
◎ディープインパクト
○シックスセンス
▲アドマイヤフジ
△ピサノパテック
△シャドウゲイト

本命はディープインパクト。皐月賞とダービーを圧倒的な強さで完勝しており、誰の目にも力の差は明らか。夏を越えてもこれといった上がり馬も見当たらず、無敗の三冠制覇も単なる通過点に過ぎないか。ここは素直に相手探し。
シックスセンスは神戸新聞杯でディープより前でレースを進めてしぶとく伸びた。皐月賞2着、ダービー3着と能力は証明済み。ここでも相手筆頭。
わずかに逆転の望みをかけたいのはアドマイヤフジ。不器用ながらも強力な決め手を持っておりいかにも長丁場向きの印象。あとは福永騎手にディープと一緒に上がっていくくらいの気概がほしい。
他先行してしぶといピサノパテック、単騎逃げで一発の可能性秘めるシャドウゲイトまで。

コンラッドは前走にガッカリ。小牧太騎手への乗り替わりもどうか。
ローゼンクロイツは神戸新聞杯3着だが勝負が付いたところで遅れて突っ込んできた感じ。GIで勝ち負けする馬には見受けられない。
アドマイヤジャパンはダービーでも底が見えたと感じたが神戸新聞杯でも特に成長が感じられなかった。
フサイチアウステルは血統的に長距離はどうか。
☆富士S
◎マイネルレコルト
○ウインラディウス
▲キネティクス
△モノポール
△アルビレオ
△アサクサキニナル

もろもろ

2005年10月17日 競馬よろず
☆秋華賞
昨年は一番人気を切って的中、今年は人気馬を信頼して的中と、最近このレースとの相性が良いみたいです。
期待したエイシンテンダーは残念でしたが、まだまだ追いかけていこうと思います。
あと春までは期待したライラプス。思っていたよりも強くなってましたね。これを機に再度追いかけたら…、節操ないかなぁ。
ニシノナースコールは古馬に混じって勝利を挙げていた馬。力は発揮できたと思いますが前二頭が強すぎましたね。

これで牝馬三冠はラインクラフト、シーザリオ、エアメサイアの三頭がそれぞれ分け合う形となりました。距離適性等は異なりますが、この三頭がこの世代では抜けていると言えそうです。
あと、忘れてはならないのがディアデラノビア。現在休養中ですがこの馬とて非凡な能力の持ち主。復帰を心待ちにしたいと思います。

☆菊花賞
いよいよ来週は菊花賞。
今年に入ってから、これまでなんとかディープインパクトに対抗できる馬を探してきましたが、ストーミーカフェは皐月賞前に骨折、ダービー2着で期待したインティライミも不在、セントライト記念快勝のキングストレイルは盾へ。長距離適性で期待したコマノハイも不在。
そんな感じでこれといった対抗馬不在のまま迎えるこのレース。正直言ってディープの独壇場になりそうな気がします。
しかしディープ◎は仕方ないとしても、ヒモ荒れの可能性は大いにありそうなメンバー構成です。じっくり検討する価値はあるかもしれません。

☆最近気になっていること
「まったり注目馬」で取り上げた馬が全然活躍しないこと(汗)。
インティライミは戦線離脱、ブラックタイドはまだ復帰せず、ビッグプラネットは惨敗続き、チョウサンとコマノハイは菊花賞に登録せず、ヤマニンシュクルに至っては「実は屈腱炎だった」という話もあります。
こうなると、このコーナーは呪われているとしか言いようが無いのですが…(汗)。
☆秋華賞
○1着 エアメサイア 武豊
◎2着 ラインクラフト 福永
△3着 ニシノナースコール 横山典
 4着 オリエントチャーム 赤木
 5着 ライラプス 松永

エアメサイア最後の一冠奪取!道中は中団を追走、直線抜け出したラインクラフトをゴール直前差し切っての勝利は、母エアデジャヴーがなし得なかったGI勝利を娘が達成した瞬間でもありました。とにかく折り合いに不安のない馬。それゆえにあの末脚が繰り出せたのでしょう。ひと夏越しての成長もあったと思います。
ラインクラフトはまたも引っかかってしまいました…。4角で先頭に躍り出た時には「マズイ」と思いましたがそこからの粘りはさすがでした。ただもっと折り合いが付いていればどうなっていたか…。
3着に内からよく伸びたニシノナースコール。上位二頭とは力の差を感じましたがよく頑張っています。三連複的中。

4着にオリエントチャーム。素質馬がようやく軌道に乗ってきたかもしれません。
5着ライラプスは後方からでしたが良く伸びました。ローズSも含めてひと夏越しての成長が感じられました。

エイシンテンダーは7着。馬体重は戻っていましたがまだ本調子にはないのでしょうか。ラインクラフトに早めに並ばれる展開もローズSと同じでした…。
ショウナンパントルは思ったほど弾けませんでした。8着。
デアリングハートはやはり2000M向きではなかったですね。

☆府中牝馬S
○1着 ヤマニンアラバスタ 江田照
 2着 マイネサマンサ 内田博
◎3着 オースミハルカ 川島

ヤマニンアラバスタ重賞連勝!直線の伸びは本格化を感じさせるものでした。エリザベス女王杯でも好勝負可能でしょう。
マイネサマンサが2着。内田博騎手のうまさも目に付きました。
オースミハルカは果敢に逃げましたが惜しくも3着。しかし故障休養明けであることを考えればよく頑張っています。

ダンスインザムードとスティルインラブは道中の行きっぷりの悪さがとにかく目に付きました。特に最下位に敗れたスティルインラブはもう競走馬としては無理ですね。引退は避けられないと思います。
☆デイリー杯2歳S
◎1着 マルカシェンク 福永
○2着 ダイアモンドヘッド 武豊
 3着 スーパーホーネット 四位

マルカシェンク快勝!道中はやや後方からの競馬、外をマクって直線一気に加速するとダイアモンドヘッドの追撃を封じ込めました。繰り返しますが、この馬は強いです。クラシック戦線での活躍を期待したい一頭です。
2着にダイアモンドヘッド。この馬もさすがに走りますね。今回は三ヶ月ぶりでプラス14キロ、一度使っての上積みも大きいと思いますし次は注目でしょう。馬連的中。
スーパーホーネットはかなりの決め手を持っていますね。この馬も侮れないです。

☆秋華賞 予想
◎ラインクラフト
○エアメサイア
▲エイシンテンダー
△ショウナンパントル
△ニシノナースコール

本命はラインクラフト。初の2000M戦となったローズSでは道中引っかかり通しで4角で早くも先頭に立ってしまった。それでも半馬身差の2着に踏ん張っており、この内容に改めてこの馬の強さを感じた。距離は問題なく、折り合いさえつけば突き抜ける。
エアメサイアは非常に堅実。ローズSでラインクラフトを撃破しており、ここは一騎打ちムード。大崩れは考えにくく、対抗評価とした。ただ、前哨戦を快勝して一番人気に推されながら3着に敗れた母の影がどうしてもチラつくのは何故なのか…。
上記二頭の一騎打ちムードだが、若い牝馬ゆえ何が起こるかわからない。穴馬はしっかり探しておきたい。
逆転候補はエイシンテンダー。ローズSはスローで逃げられたものの直線失速。ただ体調不良に加え、道中力んで走っていたという武幸四郎騎手の話もある。メンバー構成から今回も単騎逃げが濃厚。リラックスして逃げられればオークス4着の粘りを発揮できるはず。
ショウナンパントルは紫苑S2着。しかし実質直線だけしか競馬をしておらず、脚を余した印象。最後の伸びは際立ったものがあったし、ここでも侮れない。
ニシノナースコールは1000万下で古馬を末脚一閃で撃破しており能力は非凡。距離も心配ないだろう。何よりテン乗り横山典騎手が怖い。

レースパイロットはあのキングカメハメハの妹。素質はあると思うが今回は久々。様子見。
デアリングハートはクイーンS4着。古馬に混じってこの結果なら十分だが、最もこの馬向きと思えるマイル戦でラインクラフトに3戦3敗。力関係で見劣る。2000Mも微妙。
コスモマーベラスはGIで足りないフジキセキ。前走精一杯。
ライラプスはローズS3着だが上位二頭との力量差は歴然。GIでは厳しいか。

☆府中牝馬S 予想
◎オースミハルカ
○ヤマニンアラバスタ
▲レクレドール
△アズマサンダース
△マイティーカラー
注メモリーキアヌ

オースミハルカが押し切る。
☆デイリー杯2歳S
◎マルカシェンク
○ダイアモンドヘッド
▲エムエスワールド
△トーヨースルーオ

本命はマルカシェンク。この馬はかなり強い。順調ならクラシック路線に乗ってくるのは間違いないだろう。
☆毎日王冠
 1着 サンライズペガサス 後藤
▲2着 テレグノシス 勝浦
 3着 ケイアイガード 柴山

サンライズペガサス快勝。スローの流れを早め先頭から押し切りました。屈腱炎で二度の長期休養を経験していながらこれだけ走っているのは脅威の一言。陣営の努力にも頭が下がります。
2着に府中巧者テレグノシス。さすがにこの条件は走りますね。
3着ケイアイガードは春先までは期待していたのですが、印を打つのをやめた途端こんなに走らなくても…。しかしこの一戦で力を再認識しました。

4着バランスオブゲーム、5着ダイワメジャーはもう一押しが足りなかったですね。堅実に走ってはいるのですが。
6着スイープトウショウは条件を考えれば悲観することは無いでしょう。ただ、ここに来てエリザベス女王杯も視野に入れているようですが、それはどうかと思います。春のチャンピオンとして堂々と王道路線を歩んでほしいと思います。
11着コスモバルクは全くスムーズではありませんでしたね。もうどうしようもないのでしょうか…。

☆京都大賞典
◎1着 リンカーン 武豊
 2着 コイントス 藤岡
 3着 ファストタテヤマ 武幸

リンカーン快勝。道中中団から直線キッチリ差し切り。メンバー手薄で当然の結果と言って良いかもしれませんが、価値のある一勝でした。
コイントスは良く粘りましたが惜しくも2着。3着ファストタテヤマは勝ちきれないものの力落ちは見受けられませんね。

サクラセンチュリーは後方からの競馬でしたが5着まで。物足りない内容でしたが今後も軽視はしない方が良いと思います。
☆毎日王冠 予想
◎バランスオブゲーム
○スイープトウショウ
▲テレグノシス
△ダイワメジャー
△カンパニー
△エリモハリアー

バランスオブゲームを狙いたい。前走安田記念は着順こそ7着だったが内容は悪くなかった。マイルより1800の方が向くし休養明けの方が走るタイプ。先行抜け出しに期待したい。
宝塚記念の覇者スイープトウショウはもはや女傑の域に入った。当然ここも注目だが牡馬に混じって斤量57キロ、休養明けもあまり良くないと思うしここはやや評価を下げた。
昨年の覇者テレグノシスは安田記念6着。最後方から外をマクって行った分、最後余力が無くなってしまった印象だった。しかし力落ちは感じられず乗り方次第では逆転も。
ダイワメジャーは府中実績ないが能力は上位。カンパニーは安田記念で5着に入っており能力はヒケを取らない。エリモハリアーは朝日CC2着で堅実さを再認識。穴候補。

コスモバルクは逃げ馬不在のここならハナを切るべきだと思うがどうなるかはわからない。安藤勝騎手とのコンビもどう出るか。何より現在一番人気。手を出しづらい。
メイショウカイドウは中央場所では一歩足りない印象。武豊騎手も不在で…。
ハットトリックは春先までの勢いない。

☆京都大賞典 予想
◎リンカーン
○サクラセンチュリー
▲マイソールサウンド
△ビッグゴールド
注マーブルチーフ

本命はリンカーン。この秋の活躍を期待している一頭で、ゼンノロブロイと比べても能力はヒケを取らないと思う。ここはアッサリ通過してほしい。
サクラセンチュリーは朝日CCを叩いて上積み大きい。このメンバーならほぼリンカーンとの一騎打ちか。
マイソールサウンドは久々だが阪神大賞典勝ちの実績は上位。スッと先行できれば面白い。
ビッグゴールドの春の快走は、足元の不安が解消されたことによるもの。まぐれなどではない。すんなり先手を取れれば粘り込み可能。
京都コースではマーブルチーフには常に注意が必要。

チャクラはオールカマーを見てもわかるがとにかくジリ脚。距離ももっと長い方が良く、ここでは厳しいか。
ファストタテヤマは人気薄でこそのタイプ。買い時は前走だった。
テンジンムサシはダートに行くべき。
☆スプリンターズS
◎1着 サイレントウィットネス コーツィー
▲2着 デュランダル 池添
 3着 アドマイヤマックス 武豊
△4着 マルカキセキ 福永
注5着 キーンランドスワン 四位

サイレントウィットネス快勝!道中は先行勢を見ながら余裕の追走、直線を向くと力強く伸びました。さすがにこの距離では強い!
デュランダルは自分の競馬に徹し、直線で豪脚を繰り出しましたが2着まで。前に一頭強いのがいましたが力は出し切ったと思います。切れ味は健在でマイルCSに向けて視界良好と言えそうです。
アドマイヤマックスは安田記念の惨敗が気になったので無印にしたのですが、春のチャンピオンを軽視したのは軽率でした。さすがに力はありますね。

マルカキセキは4着に敗れはしたものの、重量未勝利でこれだけ走れば健闘でしょう。まだ4歳ですし、先が楽しみな逸材です。
キーンランドスワンは11番人気の低評価でしたが、こういう時こその馬。5着は本当に良く頑張ったと思います。まだまだ衰えてはいません。

9着プレシャスカフェはレース後喉鳴りが判明。こういうことはしっかり把握しておきたいものですが…。しっかり治してほしいものです。
11着ケープオブグッドホープは高速馬場不向きのよう。ここまで負けるとは思いませんでしたが…。
12着シーイズトウショウは馬体重-30キロに唖然。急遽購入金額を減らしたのですが、やはり惨敗でした。この状態で出走させた陣営には不信感を感じざるを得ません。状態不安なら使わない勇気も必要なのでは…。
14着シルキーラグーンは対抗に抜擢したものの、終わってみれば重賞級の力はないということでしょう。残念ですが仕方ありません。

☆シリウスS
◎1着 ブルーコンコルド 幸
 2着 ミリオンベル 太宰
 3着 マイネルモルゲン 柴田善

やはりこの舞台ではブルーコンコルドが磐石の強さを発揮。
☆スプリンターズS 予想
◎サイレントウィットネス
○シルキーラグーン
▲デュランダル
△ケープオブグッドホープ
△シーイズトウショウ
△マルカキセキ
注キーンランドスワン

本命はサイレントウィットネス。香港で短距離戦17連勝の後、初のマイル戦で敗れ、続く安田記念ではアサクサデンエンからクビ差の3着。この安田記念にこの馬の強さを感じた。決して適距離とは言えないマイル戦、しかも府中の長い直線でここまで粘り通したのは力の証明。今回は中山1200M、この馬のスピードを存分に発揮できる舞台は整った。
シルキーラグーンは中山巧者。テレビ愛知オープンではシーイズトウショウの2着、次いでバーデンバーデンカップを制しており充実期に入った印象。重賞未勝利だが、好走できるだけの力はあると思う。狙ってみたい。
デュランダルは昨年の香港以来久々となるが、出てくる以上は状態面に問題はないと見る。逃げ先行勢ズラリで高速流が予想され、前が崩れれば直線で全てを差し切る場面も。
ケープオブグッドホープは昨年の3着馬。前走はイギリスでレコードを出している。展開を考えても直線確実に差してきそう。
シーイズトウショウは函館SSのあと疲れが出たがなんとか間に合ったという感じ。やはり状態面に不安は残るが、実力は確か。期待したい。
マルカキセキはセントウルS3着。正直言っていまひとつ物足りない内容だったが展開次第で上位に割って入る力はあると思う。
キーンランドスワンは海外遠征で結果が出ず帰国後のセントウルSも5着。かなり人気を落としているが高松宮記念で3着・2着に入り、重賞を2勝している実績馬。決して軽くは扱えない。

プレシャスカフェは春までの良い状態にはまだ戻っていない印象。静観。
ゴールデンキャストはセントウルSを連覇したがGIでは一歩足りない印象。
カルストンライトオはこれだけ逃げ・先行勢揃うと展開厳しい。ピークも過ぎたか。
アドマイヤマックスは左回りの方が良い。安田記念が負けすぎなのも気になる。

☆シリウスS 予想
◎ブルーコンコルド
○サイレンスボーイ
▲マルカフレンチ
△サンライズキング
△インタータイヨウ

この距離ならブルーコンコルドが押し切る。

☆札幌2歳S
1着 アドマイヤムーン 本田
2着 ディープエアー 藤田
3着 モエレジーニアス 五十嵐冬

このレースはうっかり寝てしまったため予想を書けなかったのですが、結果はアドマイヤムーン快勝。エンドスウィープらしい鋭い決め手を見せてくれました。これはかなり強いかもしれません。
2着には例年このレースで不振のコスモス賞組、ディープエアー。
3着にモエレジーニアス。一気の距離延長にも対応しており力は確かなようです。

マツリダゴッホは結果的に仕掛けが早すぎたかもしれません。6着。
☆オールカマー
 1着 ホオキパウェーブ 後藤
 2着 グラスボンバー 勝浦
 3着 エルノヴァ 田中勝

逃げると思われたコイントスが出遅れ、サンライズシャークが逃げる超スローペース。最後は上がりの勝負となり、しぶとく伸びたホオキパウェーブが重賞初制覇となりました。
グラスボンバーも良く伸びてきました。まさに充実一途ですね。
エルノヴァは最後突っ込んで来ましたが3着まで。牡馬相手でも堅実なのは評価できますが勝ちきれませんね…。

期待のコイントスは出遅れて無理に2番手まで押し上げた時点で終わっていました。残念ですが今回は仕方ないでしょうか。
カナハラドラゴンは4角で絶好の手ごたえを見せたのですがそこから伸びず。これが重賞の壁でしょうか。

☆神戸新聞杯
◎1着 ディープインパクト 武豊
○2着 シックスセンス 上村
 3着 ローゼンクロイツ 安藤勝

ディープインパクト圧勝。相変わらずスタートは良くありませんが慌てず騒がず後方から二番手を追走。3角で武豊騎手がGOサインを出すとスーッと外を上がっていきましたが、この時の上がり方がとにかく強烈でした。もう何度も見てきたはずなのですが、何度見てもあの上がり方は強烈です。直線ではシックスセンスをあっという間に突き放し最後は手綱を抑える余裕。それで1分58秒4という強烈なタイムを出しているのですから恐れ入ります。
2着シックスセンスはディープを除けば実績最上位のはずですがなぜか5番人気。しかし早目スパートから良く頑張りました。上村騎手の騎乗も良かったですし、中距離なら世代実力トップクラスであることは証明できたと思います。馬連的中。
3着に最後飛んできたローゼンクロイツ。関西圏のレースだったせいか入れ込みも見られませんでしたし、これが本来の姿でしょうか。しかし安藤勝騎手にはもう少し積極的な騎乗をしてほしかった気もします。

ストーミーカフェは骨折休養明けで早いペースで飛ばしたためか8着。この結果は仕方ないでしょう。今後良化してくれば中距離路線での活躍も期待できると思います。
☆オールカマー 予想
◎コイントス
○ヴィータローザ
▲カナハラドラゴン
△チャクラ

メンバー手薄で今後につながるレースとは言えないかもしれないが馬券的には面白い一戦。
本命は札幌記念で復調気配を見せたコイントス。若い藤岡騎手にとってもここはチャンスだろう。
実績なら同コースのセントライト記念勝ちがあるヴィータローザだが、流れ落ち着きそうで差して届かない危険性が…。
カナハラドラゴンは重賞では足りない面あるが中山は合う。穴ならこの馬か。
チャクラは札幌記念でそこそこの競馬をしており中距離にも目処は立った。メンバー手薄だし渋った馬場もOK。

グラスボンバーは夏のローカルでも好走してきたが初の2200Mは血統的にどうか。ここは様子を見たい。
ホオキパウェーブは札幌記念を見てもわかるが力不足。
エルノヴァは相手なりに走る馬だがいつももう一押し足りない。

☆神戸新聞杯 予想
◎ディープインパクト
○シックスセンス
△ストーミーカフェ
△マチカネキララ
△トウカイトリック

ディープインパクトには逆らえない。唯一の不安材料は休み明けだが、他にも休み明けの馬が多くほとんどマイナスにはならない。まずは秋初戦を無事通過してほしい。
皐月賞2着、ダービー3着の実績があるシックスセンスだが、なぜか4番人気。出遅れ癖はあるもののこの馬とて非凡な末脚を持っている。インティライミ不在のここなら相手筆頭で間違いない。
ストーミーカフェは緩みないペースで逃げて押し切るレースぶりが魅力。ディープを負かせられる力を持った一頭だと思うが骨折休養明けのここではさすがに割引必要か。
他ディープと未対決のマチカネキララとトウカイトリックを押さえておきたい。

アドマイヤジャパンはダービーで10着惨敗。横山典騎手が乗れなかった不運はあったがそれにしても負けすぎの感。やや底が割れた。
ローゼンクロイツは入れ込み無ければ好勝負可能だがアテにはできない。様子見。
ヴァーミリアンはラジオたんぱ杯2歳S勝ち馬だが春は惨敗続きだった。能力はあると思うが一変までは…。
時任つよしさんの企画に乗ってみます。

<秋のG?優勝馬予想会>
・スプリンターズS サイレントウィットネス
スプリント戦なら格が違うはず。
・秋華賞 ラインクラフト
ローズSで距離に目処は立った。本番はこの馬が逆転する。
・菊花賞 ディープインパクト
逆らう手なし。偉大なる皇帝に続く二頭目の快挙へ。
・天皇賞(秋) リンカーン
鞍上魅力。悲願のGI制覇へ。
・エリザベス女王杯 エアメサイア
この馬にとって最大のチャンスになりそう。母の成し得なかったGI制覇を。
・マイルCS デュランダル
切れ味健在。無事に出てくれば当然争覇圏。
・ジャパンカップダート パーソナルラッシュ
エルムSの内容圧巻。カネヒキリが強敵だが大物感ではこちらが上。
・ジャパンカップ タップダンスシチー
宝塚記念の凡走で評価ガタ落ちだが力は衰えていないはず。すんなりなら一昨年の再現も。
・阪神JF セントルイスガール
応援の意味を込めて。
・朝日杯FS ショウナンタキオン
早熟マイラーの印象。この条件なら昨年のマイネルレコルトより強いはず。
・有馬記念 オペラシチー
応援の意味を込めて。

…こんなところでしょうか。
2歳新馬戦でダンツキッチョウを破り、札幌2歳Sに出走するものの8着。その後は雌伏の時が続きましたが、距離延長と共に頭角を現し、前走阿寒湖特別(芝2600M)ではダイヤモンドS2着の実績があるハイフレンドトライらを破って勝利。
父スペシャルウィーク、母父リアルシャダイの配合はいかにも長距離向き。次は激戦の予想される神戸新聞杯に出走予定とのことですが、ここで好走するようなら本番に向けて楽しみが広がります。
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☆追記
(9/19)
神戸新聞杯は回避するようですね。
となると菊に直行でしょうか。いずれにせよ期待しています。
☆セントライト記念
 1着 キングストレイル 北村宏
○2着 フサイチアウステル 安藤勝
▲3着 ピサノパテック 田中勝

キングストレイル快勝!骨折休養明けで10ヶ月ぶりのレース、しかも初距離でしたが強かったですね。クラシック候補と言われた逸材がその存在を強烈にアピールしたレースでした。藤沢和厩舎だけに菊花賞に行くかどうかは微妙ですが、本番には更に上積みがありそうなだけに不気味な存在です。
フサイチアウステルは2着に敗れはしましたが内容は悪くなかったと思います。ただ血統から見て菊は長すぎる印象、次どこを使うのか注目の一頭です。
ピサノパテックはこの中では菊で一番面白そうな存在かもしれません。すんなり先手を取れれば一発があるかも。

アドマイヤフジは後方から。よく伸びましたが4着まで。展開とプラス18キロの馬体重が敗因でしょうか。そして菊には出られるのでしょうか…。
マイネルレコルトは9着。状態があまり良くなかったようですがそれにしても負けすぎの感。それでも菊花賞を使うのでしょうか。

☆ローズS
○1着 エアメサイア 武豊
 2着 ラインクラフト 福永
▲3着 ライラプス 松永

エアメサイア快勝!先に抜け出したラインクラフトを差し切って、秋華賞最有力候補に躍り出ました。それにしてもレースセンス抜群。まさに母譲りですね。
ラインクラフトはかかり気味に先行し、4角先頭から抜け出しましたが最後はエアに差されてしまいました。しかし距離に目処は立ちましたし、改めてこの馬の力を再認識させる内容だったと思います。
離された3着にライラプス。上位二頭とは力の差を感じますが本番でもノーマークにはしたくない一頭です。

ヤマニンメルベイユは未勝利勝ちでいきなりの重賞挑戦でしたが4着。これは大健闘と言えるでしょう。先がかなり楽しみな逸材です。
エイシンテンダーは7着。果敢に逃げましたがラインクラフトに早めに来られて厳しい展開でしたし、何より体調が良くなかったのもあるでしょう。本番までにどれだけ立て直してくるか、注目です。
サンレイジャスパーはチグハグな競馬で9着まで。やはり重賞で難波騎手は厳しかったようです。この敗戦を糧にしてくれれば。
トップに何気なく書いたひとことに反応をいただいたので、少し前に作った時のレシピを書いておきます。
まあ、某所からの転載ですけど(ぇ

☆材料
スープカリーの匠 芳醇辛口 一人前
キャベツ 適量
ベーコン 三枚
水 400ml
ご飯 適量

☆作り方
1.キャベツをザク切りにする。割と適当で構わない。
2.ベーコンは1枚を四等分にする。
3.鍋に水を入れて沸騰させ、キャベツを入れる。
4.ベーコンをフライパンで焼く。良く焼いたほうがおいしい。
5.ベーコンが焼き上がったら器に入れる。同時に「香りスパイスオイル」も器に入れておく。
6.キャベツがやわらかくなったら火を止め、「特製濃縮スープ」を入れて溶かし、再度火をつけひと煮立ちさせる。
7.器にスープカレーを入れ、好みで「辛味スパイスミックス」を加えて混ぜる。
8.ご飯を別の器に盛る。
9.食べる。

これはとにかく簡単にできます。面倒なこと一切なし。
スープカレーのひとつの醍醐味である"具のゴロゴロ感"が楽しめないのは物足りませんが、具とスープの相性は良いです。
この数日後、キャベツをジャガイモに替えて、更に納豆を最後に投入したのですが、これもまたおいしかったです。
もっと手間をかけるなら、ベーコンではなく鶏肉(レッグでも手羽でも胸肉でも)を使用してください。
鶏肉をゆでることでスープの味もグレードアップしますし、一石二鳥です。
ゆで卵を入れるというのもアリでしょう。

なお、辛味スパイスミックスは全部入れるとかなり辛くなりますのでご注意を。
辛さに弱い方は必ず量を調節してください(私は全部投入しましたが)。

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