☆福島牝馬S
◎マイネカンナ
○ダンスオールナイト
▲ハロースピード
△ショウナンタレント
△ヴィクトリアアイ

☆マイラーズC
▲1着　カンパニー　横山典
　2着　ニシノマナムスメ　吉田隼
◎3着　エイシンドーバー　福永

カンパニー重賞連勝。前走よりは後ろでしたが以前のこの馬から見れば十分前の位置取り。直線余裕を持って抜け出した内容は強いの一言でした。7歳にして新しい境地を切り開きましたね。
ニシノマナムスメはよく伸びてきましたがここは相手が悪かったか。強力4歳牝馬世代、この馬を忘れてはなりませんね。
エイシンドーバーはもう少し前目で競馬すると思ったのですが。

7着コンゴウリキシオーは逃げるにしても引き付けすぎ。もっとハイペースで飛ばすタイプの逃げ馬だと思うのですが。
ドリームジャーニーは出遅れて競馬にならず。力はあると思いますがどうしても展開に左右される面が強くアテにはしづらいですね。

☆中山グランドジャンプ
▲1着　マルカラスカル　西谷
　2着　メルシーエイタイム　横山義
　3着　テイエムエース　菊地昇

マルカラスカル押し切り勝ち。途中から先頭に立つとあとは独壇場。過去の経験も生きたかもしれませんね。
メルシーエイタイムはさすがに大障害馬ですが、ここは勝ち馬が強すぎた感。
エイシンニーザンは後方から行きすぎた感じもありましたし落馬した馬の影響もありました。しかしやはり大障害コース未経験というのはキツかったのでしょう。

☆皐月賞
　1着　キャプテントゥーレ　川田
△2着　タケミカヅチ　柴田善
○3着　マイネルチャールズ　松岡
　4着　レインボーペガサス　安藤勝
　5着　レッツゴーキリシマ　幸

キャプテントゥーレ逃げ切り勝ち。スタートから果敢にハナを奪うと、最後まで悠々と押し切って見せました。川田騎手の思い切った騎乗が呼んだGI初制覇でしょう。おめでとうございます。ただレース後に骨折が判明したのは残念です。皐月賞馬不在のダービーはますます混戦になりそうですね。
タケミカヅチは内を突いて2着。やはり堅実ですね。ちょっと人気になりすぎの感はありましたがそれだけファンも見る目があったということなのでしょう。柴田善騎手のダービー制覇はあるのでしょうか。
マイネルチャールズは中団から伸びましたが3着まで。このレース、先行力のある馬の一番人気は信頼性が高いのですが、なぜかこういった位置取りになってしまうあたりがまたこのレースの怖さでもあります。ダービーでの巻き返しはどうでしょうか。
レインボーペガサスは後方から伸びてきましたね。内容的にはなかなかの競馬をしており、力が足りないとした私の評価は完全に誤りでした。

ブラックシェルはこの馬なりに伸びてはいますが6着まで。それほど大物感を感じませんでしたしこんなものでしょうか。
スマイルジャックはこの展開なら勝ってもおかしくないところでしたが失速し9着。前走がピークだった感もありますが…。
ショウナンアルバは抑える→引っかかる→余力なし、と全く競馬になっていませんでした。残念な結果でしたが、ダービーではもう一度この馬に賭けてみたいという気持ちも少しあります。本命にはしないまでも印は回すことになりそうです。
ドリームシグナルはやはりマイラーなのでしょうか。

☆皐月賞
◎ショウナンアルバ
○マイネルチャールズ
▲ドリームシグナル
△タケミカヅチ

本命はショウナンアルバ。アサクサダンディ、サトノプログレス、スマイルジャックらを若竹賞で退け、共同通信杯では引っかかり通しで最後まで押し切った。依然折り合い面には不安があるが能力は世代ナンバー1。快勝期待。
マイネルチャールズは中山2000Mを3連勝。舞台適性極めて高く、先行力があるのも皐月賞向き。大崩れは考えにくい。
ドリームシグナルはシンザン記念で直線一気の快勝。前走は先行した分終い甘くなった。決め手はここでもひけを取らず展開次第で逆転まで。
タケミカヅチは条件や相手問わず好走している堅実派。ある程度良いポジションにつけられればここも好勝負可能。

スマイルジャックは先行力あるがマイネルチャールズに比べると詰めが甘い。静観。
フサイチアソートはさすがに前走負けすぎの感。父トワイニングで底力にも疑問。
レインボーペガサスは前走の内容があまり良くない。ダートなら相当走る馬だと思うがここは微妙。
ブラックシェルは差し一辺倒、その割には切れる印象なく人気先行の感。消し。

☆マイラーズC
◎エイシンドーバー
○キングストレイル
▲カンパニー
△コンゴウリキシオー
△オースミグラスワン

本命はエイシンドーバー。もうけっこう長いこと期待し続けている一頭、地力確かだし阪神コースも合う。スムーズなら好勝負必至。
キングストレイルは前走惨敗で人気落ちだが地力はある。初の阪神コースがどうかだが鞍上安藤勝騎手ならカバーできるはず。
ドーバーを中山記念で退けたカンパニー。追い込みのイメージが強かったが横山典騎手がすんなり二番手につけて抜け出す素晴らしい騎乗を披露した。ここも必要以上に後ろにつけなければ勝ち負け。
単騎ですんなり行ければコンゴウリキシオーの粘り込みも注意。他前走でようやく復調したオースミグラスワンの差しにも注意。

☆中山グランドジャンプ
◎エイシンニーザン
○アラームコール
▲マルカラスカル

障害入り後圧勝続きのエイシンニーザンに魅力あり。大障害コースがどうかは気になるがスターの誕生を期待したい。
スタミナを問われるハードな展開になればフランスのアラームコールが浮上か。他大障害で見せ場あったマルカラスカルまで。

メルシーエイタイムは実績一番だが調整過程どうか。ここは思い切って消し。

☆ニュージーランドT
▲1着　サトノプログレス　横山典
△2着　エーシンフォワード　和田
○3着　アサクサダンディ　安藤勝

サトノプログレス快勝。好位からの差し切り勝ちで非常に強い内容でした。
エーシンフォワードはこれで重賞連続2着。マイルで安定して力を出していますね。
アサクサダンディは後方から伸びて3着。

ダノンゴーゴーは最後方で脚を溜めましたが7着まで。やはりこの距離では前走のようにはいかなかったでしょうか。
好位追走から全く伸びなかったゴスホークケンは12着惨敗。朝日杯前はこの馬の力に懐疑的でしたが、あの勝ちっぷりを見て「これは本物」だと思ったのに…。

☆阪神牝馬S
▲1着　エイジアンウインズ　鮫島
◎2着　ブルーメンブラット　後藤
△3着　パーフェクトジョイ　秋山

エイジアンウインズ快勝。実績の無い馬でしたが芝ではまだ底を見せていない魅力がありました。逃げて終いまで踏ん張りきった内容は本物。新たなスター候補として今後も注目していきたいと思います。
ブルーメンブラットは中団から最速の上がりで追い込んできましたが2着。しかし1400Mは本当に走ります。馬連的中。

4着キストゥヘヴンはちょっと後方に構えすぎた感じがしますね。この馬なりに走ってはいるのですが。
好位からいまひとつ伸びを欠いたローブデコルテは6着。それより全く見せ場のなかったピンクカメオが気になります。こんなに走らない馬ではないはずなのですが…。

☆桜花賞
△1着　レジネッタ　小牧太
　2着　エフティマイア　蛯名
　3着　ソーマジック　後藤
　4着　ハートオブクィーン　幸
▲5着　リトルアマポーラ　武幸

レジネッタ快勝！やや後方でじっくり脚を溜め、直線グイッと伸びた内容は強かったです。12番人気と低評価でしたが決してフロックなどではなく、鞍上の好騎乗もあって最高の結果が出ましたね。これで小牧太騎手もGI初制覇となりました。本当におめでとうございます。
エフティマイアの快走にはなかなか説明をつけづらいのですが、3連勝の実績があった実力馬が暖かくなってきてようやく復調してきた、といったところでしょうか。
ソーマジックはアネモネS組ということで軽視していましたが、力は本物ですね。距離は大丈夫だと思いますしオークスでは人気になりそうです。
ハートオブクィーンはほとんど買える要素のない馬でしたが…、この快走はただただ驚きです。
リトルアマポーラは位置取りが後ろ過ぎ。もっと積極的な騎乗をしてほしかったですが、力負けではないだけにオークスでも人気になりそうですね。

トールポピーはやはり位置取りが後方すぎた感がありますが、それにしても負けすぎ。無印にはしたもののもう少し格好はつけてくれると思っていたのですが…。
ブラックエンブレムは状態ひと息だったのでしょうか。出遅れもありましたし全くダメでしたね…。
オディールはイレ込みがキツく、直線では早々と後退。全く力を出し切れませんでした。
なおポルトフィーノは出走取り消し。父クロフネだけにオークスは微妙な気もしますが…。

☆桜花賞
◎ブラックエンブレム
○オディール
▲リトルアマポーラ
△エイムアットビップ
△レジネッタ

かなり迷ったが本命はブラックエンブレム。葉牡丹賞はマイネルチャールズにクビ差、休養を挟んでのきんせんか賞は楽勝し、フラワーCはこの馬本来の形でなく逃げる競馬になったが最後まで押し切った。能力の高さは疑いようがなく、ややスピードが勝った走りも桜向き。調整過程の不安も枠順も吹き飛ばす快走を期待。
オディールも桜向きと思える一頭。チューリップ賞は良いポジションを取れなかったのが痛かった。それでも終いは強烈な脚で追い込んできている。スムーズな競馬ができれば。
リトルアマポーラは京成杯でマイネルチャールズと1馬身差。牝馬の中ではトップクラスの力ある。ステップと鞍上にやや不安も感じるが終い確実に伸びる末脚は魅力的。
エイムアットビップはフィリーズレビュー10着だが熱発の影響大きかったか。復調してくればやはり怖い一頭。逃げるのか差すのかはわからないが魅力は感じる。
レジネッタは阪神JFで一瞬勝つかと思ったほど抜群の手ごたえを見せた。最後は失速して6着に敗れたがあの流れでは仕方ない。差しに徹して一発の可能性十分。

トールポピーは2歳女王。チューリップ賞もまずまずの競馬をしているがどうしてかあまり魅力を感じない。兄の不甲斐なさを見ているからかもしれない。
エアパスカルはチューリップ賞勝ち。しかし展開に恵まれた印象強く、流れ激化で苦戦しそう。
ソーマジックは3連勝でアネモネSを勝ったが戦ってきた相手微妙。桜に直結しないステップなのも減点材料。

なおポルトフィーノは出走取り消し。引っかかるタイプでここは買うつもりはなかったのだが、出ないとなるとやはり残念。

☆ニュージーランドT
◎ゴスホークケン
○アサクサダンディ
▲サトノプログレス
△エーシンフォワード
注アロマキャンドル

ここはゴスホークケンの力が一枚抜けている。朝日杯は圧巻の内容で1:33:5の好時計。復帰初戦でも譲れない。
アサクサダンディはスプリングS4着。地力あるしマイルも向く。鞍上安藤勝騎手に乗り替わるのも心強い。
サトノプログレスはマイルで安定感。目立たないがここでも通用するだけの力はあるはず。
エーシンフォワードはアーリントンC2着。勝ち馬が気持ち良く逃げすぎた感あるが内容は価値のあるものだった。
アロマキャンドルはいちょうSでスマイルジャックを押さえ1着。近走不振だが非凡な才能感じる三浦騎手鞍上で一発あっても不思議はない。

ダノンゴーゴーはファルコンS勝ちだが1200Mベストの印象でここは軽視。展開も微妙。

☆阪神牝馬S
◎ブルーメンブラット
○キストゥヘヴン
▲エイジアンウインズ
△ローブデコルテ
△パーフェクトジョイ

本命はブルーメンブラット。ここ2戦は重賞でも安定して走っている。展開次第な面はあるがアッサリ勝っておかしくない力はある。
キストゥヘヴンは前走もそこそこの競馬。メンバー微妙なここなら復活の勝利もありそう。
エイジアンウインズは芝では2勝2着2回。まだ底を見せていない魅力があり逆転の可能性秘める。
ローブデコルテは斤量57キロがどうかだが前走阪急杯は復調気配をうかがわせるものだった。
パーフェクトジョイは流れ激化なら突っ込み注意。

☆ダービー卿CT
　1着　サイレントプライド　横山典
　2着　ドラゴンウェルズ　蛯名
注3着　ダンスフォーウィン　柴田善

サイレントプライド快勝。途中から思い切って行かせたのが横山典騎手のファインプレーでしょう。見事でした。
ドラゴンウェルズもマイルなら当然これくらいは走る馬。もう一皮むけてくると面白い存在になると思うんですが。
ダンスフォーウィンの最低人気は明らかに異常な人気の無さでしたが、流れに乗って3着に入り波乱を演出しましたね。

9歳カンファーベストはうまく流れに乗り5着。レース数が少なくまだまだやれますね。
オーシャンエイプスは後方から伸びましたがこの展開では7着が精一杯。力はあると思いますが実を結ぶまではもどかしいレースが続きそうな予感。
マルカシェンクは出遅れが痛かったですね。
キングストレイルは何食わぬ顔で11着惨敗。得意なはずの中山でこれでは…。
ピンクカメオは14着。もっとやってくれると思っただけに残念です。今日の阪神牝馬Sにも連闘で出走するようですが…。
最後にブービー負けのチョウサン。非常に残念ですがもう過度の期待をかけるのは酷なのかもしれません。思えば毎日王冠で激走しすぎた感も…。

☆大阪杯
◎1着　ダイワスカーレット　安藤勝
　2着　エイシンデピュティ　岩田康
　3着　アサクサキングス　四位

ダイワスカーレットが譲らない。好スタートからハナに立つと最後まで余裕の逃走。とにかく強い、その一言です。馬体重もプラス12キロと増えておりさらに成長している感じすらします。とにかくホッとしました。今年も活躍が期待されます。
エイシンデピュティは2〜3番手からの粘り込み。アサクサキングスも同様ですがこちらは斤量59キロを背負っておりかなり価値のある内容でした。

メイショウサムソンは良い位置を取ったように見えたのですが直線伸びず6着。言い訳の効かない敗戦で、次は真価が問われる一戦となりそうです。
7着インティライミはやはりピークを過ぎてしまった印象。
9着ヴィクトリーはそこそこ折り合いもついてそこそこの競馬をしたという印象。昨年春の頃の印象は薄れてしまい魅力が感じられなくなってきましたね…。

☆ダービー卿CT
◎ピンクカメオ
○キングストレイル
▲チョウサン
△カンファーベスト
△グレイトフルタイム
注ダンスフォーウィン

本命はピンクカメオ。NHKマイルCを制した実績馬だがその後は勝利に見放されている。しかし関東圏のレースで、しかもマイルCを制した時の鞍上である内田博幸騎手騎乗なら一発の魅力あり。
キングストレイルは中山走る。中距離に実績があるのも心強く連軸ならこちらか。ただトップハンデはこのレース苦戦傾向。
チョウサンは毎日王冠をレコードで制した実力馬だがその後は迷走気味。乗り替わりとトップハンデが気になるが実力的には通用しておかしくない。
カンファーベストはもう9歳になるが、昨秋の京成杯AHでも好時計で2着しておりまだまだいけるはず。
グレイトフルタイムは実績不足だが連勝の勢い侮れない。

マルカシェンクは人気に推されているが人気ほどの信頼は置けないのが正直なところ。ここは見送り。
オーシャンエイプスは連勝でオープンまで戻ってきたが、重賞ではまだ様子を見たい。乗り替わりとハンデも微妙。

☆大阪杯
◎ダイワスカーレット
○メイショウサムソン
△インティライミ
注ヴィクトリー

今年もダイワスカーレット。昨年の活躍は今更語るまでもなく、有馬記念では力関係や距離の不安が囁かれる中2着。牝馬の域を超えた実力馬で、阪神2000Mのここなら不動の軸。ヴィクトリー・アドマイヤメインと逃げ馬が揃い速い流れが予想されるが、それを見ながら好位でレースを進めればおのずと結果はついてくるだろう。
相手もメイショウサムソンでほぼ堅い。GI4勝の実績馬、昨年のこのレースも完勝しており崩れることは考えにくい。
先行馬が揃っているので万一流れが激化すればインティライミの差しも決まるか。ただ昨年秋のGI戦線でやや底が見えた感も…。
ヴィクトリーは走る気さえ出してくれれば一発の可能性はある。ただ斤量59キロは酷で、惨敗の可能性の方が高いが…。

ドリームパスポートはかつてのライバルメイショウサムソンより2キロ少ない斤量57キロ。条件は揃ったが休養明けのレースぶりはあまり冴えない。鞍上もあまりこの馬に合っていない気が…。
アサクサキングスは菊花賞勝ち。ダービーでも2着に入っており長めの距離の方が向く印象。この舞台はどうか。
サンライズマックスは3連勝で重賞制覇。勢いはあるがこのメンバー構成ではやや実績不足。様子見。

☆日経賞
△1着　マツリダゴッホ　蛯名
○2着　トウショウナイト　武士沢
△3着　アドマイヤモナーク　村田

マツリダゴッホ圧勝。好位から抜群の手ごたえで上がっていくと直線あっという間に後続を突き放す完勝でした。この馬が中山走るのも確かですが、今回の走りにはグランプリホースの貫禄も感じました。とにかく強かったです。
マツリダの直後にいたトウショウナイトが昨年に続き2着確保。アドマイヤモナークは後方から徐々に進出しましたが3着まで。

期待のタスカータソルテは中団からの競馬でしたが伸びきれず。やや力の差を感じる内容でしたね…。

☆毎日杯
　1着　ディープスカイ　四位
◎2着　アドマイヤコマンド　川田
　3着　ミダースタッチ　池添

ディープスカイ快勝。後方から外に持ち出すと直線一気の末脚。これは強い内容でしたね。
1番人気アドマイヤコマンドはかなり大きな不利を受けていたのでこれはダメかと思ったのですが、追われると鋭い伸びを見せ2着。スムーズだったらと思うと残念ですが力のあることは間違いありません。

サブジェクトの10着惨敗はラジオNIKKEI杯のレベルの低さを物語るものでしょうか。

☆高松宮記念
△1着　ファイングレイン　幸
　2着　キンシャサノキセキ　岩田康
　3着　スズカフェニックス　福永
◎4着　ローレルゲレイロ　四位
▲5着　スーパーホーネット　藤岡佑

ファイングレイン3連勝でGI制覇。中団追走から直線キンシャサノキセキとの叩き合いを制しました。1200Mに路線転換してからの充実振りは目を見張りますね。
今回は折り合いもまずまずついて実力を出し切れたキンシャサノキセキ。アテにはしづらいですが実力はやはりありますね。
後方のほとんど絶望的な位置から差してきたスズカフェニックスは流石に昨年の覇者でした。しかしやはり最内枠は悔やまれます。
軽快に逃げた期待のローレルゲレイロでしたが4着に敗退。レース後骨折が判明しましたがこれが敗因でしょうか。
スーパーホーネットもこの馬の力は出し切れていますがスプリントはやや向かないかもしれません。安田記念では期待したい一頭です。

フサイチリシャールは4角で抜群の手ごたえを見せ、これは勝ってしまうかと思ったのですが急激に失速し7着。レース後に腱の断裂が判明し引退となってしまいました。怪我がなければと思うと残念ですが…。

☆マーチS
　1着　ナナヨーヒマワリ　小原
○2着　マコトスパルビエロ　北村宏
◎3着　フィフティーワナー　柴田善

ナナヨーヒマワリ大外一気。この伏兵の末脚炸裂には驚きました。
2着に好位から伸びたマコトスパルビエロ。フィフティーワナーは早め先頭に立ちましたがそこから伸びず。これにはさすがにガッカリ…。

前走でほぼ見限ったドラゴンファイヤーは何事も無かったかのように9着に惨敗。残念ではありますが今後も軽視の方向で。

☆高松宮記念
◎ローレルゲレイロ
○マイネルシーガル
▲スーパーホーネット
△ファイングレイン
△フサイチリシャール

ローレルゲレイロの親子制覇。一時は不振に陥っていたが今年に入って東京新聞杯、阪急杯を連勝。持ち前のスピードが戻ってきた。同型トーセンザオーの存在はあるがハナにこだわるタイプでもなく対応可能。期待したい。
マイネルシーガルは昨年の富士S勝ち馬。1200Mは未知数だがこなせないことはないはず。左回りも向くし先行力もある。
スーパーホーネットはマイルCS2着以来。この馬も1200Mは未知数だがこなせて不思議はない。末脚切れるし底力もある。逆転候補。
ファイングレインは1200M3戦3勝。適性高く末脚も脅威。前崩れなら一気の台頭も。
最後にこのところずっとマークしているフサイチリシャールまで。忘れた頃の一発警戒。

スズカフェニックスは実績一番だが脚質的に微妙な印象。武豊騎手不在も影響しそう。
プレミアムボックスはオーシャンS勝ち。勢いはあるが前走のレベルには疑問が残る。
マルカフェニックスは4連勝で臨んだ阪急杯で好走するも降着に。先々もっと活躍しそうな素質は感じるがここではまだ荷が重いか。

☆マーチS
◎フィフティーワナー
○マコトスパルビエロ
△ピカレスクコート
△ブラックランナー
△パレスショットガン

前走で健在ぶりを見せ付けたフィフティーワナーの力が頭ひとつ抜けている。相手は先行力魅力のマコトスパルビエロ。

☆日経賞
◎タスカータソルテ
○トウショウナイト
▲ココナッツパンチ
△マツリダゴッホ
△アドマイヤモナーク

前走に続きタスカータソルテに期待。徐々に本格化してきておりこのメンバーでも好勝負可能。距離も大丈夫。
トウショウナイトは昨年のこのレース2着。適性高いし展開も向きそう。
ココナッツパンチはキャリア1戦でアドマイヤオーラと接戦、その後目黒記念では軽ハンデながらポップロックに迫っており素質かなり高い。久々になるが決して侮れない。
有馬記念馬マツリダゴッホは中山大得意。大崩れは無さそうだが休養明け初戦で斤量59キロ。ここは押さえ程度にとどめたい。
アドマイヤモナークは長距離なら崩れない。ただ安藤勝騎手不在はやや不安。

☆毎日杯
◎アドマイヤコマンド
○ロスペトリュス
▲リヴザルト
△ロードバリオス
△テイエムチーター

アドマイヤコマンドの素質に期待。新馬戦ではあっという間に後続を突き放す楽勝ぶりだった。一度使って上積みも大きくかなり楽しみ。
ロスペトリュスは2000Mのオープンでそこそこの競馬をしておりここも好走可能。展開も向きそう。
リヴザルトは2200Mの未勝利勝ち。未知の魅力あり。
ロードバリオスは単騎で行けそうで粘り込み注。テイエムチーター切れ味はいまひとつの印象だが前で競馬できれば一発あるか。

☆フラワーC
◎1着　ブラックエンブレム　松岡
△2着　レッドアゲート　内田博
○3着　シングライクバード　川田

ブラックエンブレム完勝。スタートを決めるとそのままハナに立ち、最後まで押し切りました。松岡騎手も「大失敗」と言っていましたが、この馬本来の形でなく逃げる形になりながら押し切ったのですからやはり強いです。当然桜花賞も射程圏内でしょう。
レッドアゲートは距離短縮、内田博騎手に乗り替わりでいかにもという感じでした。馬連的中。
シングライクバードはなかなかきれる馬ですね。本番はどうかなという気もしますが…。

☆スプリングS
　1着　スマイルジャック　小牧太
△2着　フローテーション　横山典
◎3着　ショウナンアルバ　蛯名

スマイルジャック快勝。決め手に欠けるタイプだと思いましたがそれを考えての積極策はお見事でした。
フローテーションはテン乗りの横山典騎手で怖さはありました。こういう時は本当に上手いです。
ショウナンアルバはテレビで見ていて苦笑してしまうほどの引っかかりぶり。しかしこの馬の場合は昨年のヴィクトリーとは違い気性が悪いという印象はありません。一生懸命走りすぎてしまう馬、そんな印象を受けました。惨敗してもおかしくない展開でしたが3着確保は力の証明。本番も期待したいです。

6着ドリームシグナルは絶好のポジションから4角も良い手ごたえで上がっていったのですが、残り200Mほどでパッタリ。もしかしたらマイラー色が強いのかも…。
7着レインボーペガサスは直線伸びませんでしたね。この馬に関しては前走きさらぎ賞のレベルがいまひとつだったかなとも思いますが、もう一戦ほど様子を見たいかなとも思います。
12着サダムイダテンはもはや言い訳のできない敗戦。安藤勝騎手が褒めた若駒は疑ってかかった方が良さそうですね。

☆阪神大賞典
△1着　アドマイヤジュピタ　岩田康
　2着　アイポッパー　藤田
○3着　ポップロック　武豊

アドマイヤジュピタ快勝。2番手から直線抜け出す完勝で天皇賞に名乗りを挙げました。強かったですね。
アイポッパーはこの距離で見事な変わり身。もう8歳ですがレース数はそれほど使っておらず、まだまだ侮れないですね。
ポップロックは1番人気に推されましたが3着まで。しかし今年初戦ですしそう切れるタイプでもないので悲観することはないでしょう。

トウカイトリックは中団やや後方から。この展開ではこれが精一杯でしょう。本番人気落ちなら再度狙ってみたいです。
アドマイヤフジはやはり中距離向き。エーシンダードマンは最後方からで見せ場も無く惨敗でした。

☆スプリングS
◎ショウナンアルバ
○ドリームシグナル
△アサクサダンディ
△アイティトップ
△フローテーション

ショウナンアルバが一番強い。引っかかり通しで最後まで踏ん張り通した前走圧巻。能力かなり高くここを勝って皐月賞へ王手をかけたい。
ドリームシグナルは朝日杯、シンザン記念と◎を打った期待馬。そのシンザン記念は強烈な末脚での差し切り勝ち。案外人気になっていないがここでも力は上位で期待大。
アサクサダンディは500万下でショウナンアルバと接戦歴あり。前走は順当勝ちでここもそれほど差は無い。
アイティトップは京成杯でマイネルチャールズの3着。脚を余した感強く能力の高さは感じさせた。ここでもヒケは取らないはずで、あとは若い丹内騎手がどう乗るか。
フローテーションは2連勝の後は振るわないが、テン乗り横山典騎手で巻き返し怖い一頭。警戒したい。

サダムイダテンはまさかの1番人気。ショウナンアルバの影すら踏めなかった前走を見ても完全に過剰人気。素質の高さは認めるがここは消しとしたい。
スマイルジャックは重賞でも2着3着と堅実に走っているが、逆に言えば決め手に欠けるタイプ。その割には人気しすぎでここは消し。
レインボーペガサスはダートで勝ちを重ねてきさらぎ賞を制した。レース内容も強かったが、メンバーは弱かった印象でここは様子を見たい。

☆阪神大賞典
◎トウカイトリック
○ポップロック
△アドマイヤジュピタ
△エーシンダードマン

本命はトウカイトリック。AJCC、京都記念と掲示板にも載れなかったがやはりこの馬は3000M以上でこその馬。この舞台なら本来の力を発揮できる。楽しみ。
ポップロックは実績上位。長距離実績もあるし1番人気が強いこのレースなら連は外さないか。
アドマイヤジュピタは日経新春杯4着。雨や馬体増の影響もあったか。ここは真価が問われる。
穴なら菊花賞4着馬エーシンダードマン。

アドマイヤフジはどちらかと言えば中距離馬で3000Mの長丁場はどうか。目下の充実振りは目立つが…。
アイポッパーはさすがに前走負けすぎ。実績は上位だが良化はもう少し先か。

☆フラワーC
◎ブラックエンブレム
○シングライクバード
△レッドアゲート
△マイネウインク

素直にブラックエンブレムから。前走は持ったままでスーッと進出し後続を突き放す完勝。能力の高さ歴然でここも勝ち負け必至。
切れ味鋭いシングライクバードも侮れない。ほぼこの二頭の争いか。
穴なら距離短縮のレッドアゲートと出遅れた前走参考外のマイネウインクか。

☆ファルコンS
　1着　ダノンゴーゴー　武豊
◎2着　マルブツイースター　岩田康
　3着　ルルパンブルー　吉田隼

ダノンゴーゴー快勝。ここはお客さんじゃないかと思っていた私をあざ笑うかのような快勝劇、これは強かったですね。
中団から伸びたマルブツイースターでしたが、今回は相手が悪かったとしか言えません。

☆中山牝馬S
▲1着　ヤマニンメルベイユ　柴山
　2着　マイネカンナ　吉田豊
△3着　キストゥヘヴン　幸

ヤマニンメルベイユ重賞初制覇。道中2番手から最後まで必死の粘り込み。もう6歳になりますが、強い内容でした。
軽量51キロを武器に強烈な末脚を放ったマイネカンナが2着。それにしても最近は吉田豊騎手の穴騎手化が顕著な気が…。
キストゥヘヴンもこの馬なりに走ってはいるんですが…、GI馬の看板はだいぶ霞んでしまっていますね。

4着ニシノマナムスメは正攻法でこの内容ですから力の限界でしょうか。
6着コスモマーベラスは重賞では足りないタイプでした。ともあれお疲れ様でした。
不可解なのがレインダンスの大凡走。勝ち馬と同じような位置にいたのですからここまで負けるのは何か理由があるのだと思うのですが…。

☆フィリーズレビュー
　1着　マイネレーツェル　池添
　2着　ベストオブミー　安藤勝
◎3着　レジネッタ　小牧太

マイネレーツェル快勝。後方から一気に伸びてきましたが差はわずか、前崩れの展開もあってなんとも評価の難しい勝利でした。
2着ベストオブミーも前崩れに乗じた感が強く、それより3着レジネッタの頑張りを評価したいなと思います。本番も買ってみたいですね。

中団から全く伸びなかったエイムアットビップは熱発の影響もあったのでしょうか。ここでは実力最上位と思っていただけに意外な凡走でしたが。
ペプチドルビーは久々でも果敢に逃げましたが惨敗はやむなしでしょう。次は期待したいです。
最後に14着に敗れたエーソングフォー。これではチューリップ賞の評価も難しくなります。またしても牝馬クラシック路線は混沌としてきました。

☆中山牝馬S
◎コスモマーベラス
○レインダンス
▲ヤマニンメルベイユ
△キストゥヘヴン
△シェルズレイ
△アルコセニョーラ
注タイキマドレーヌ

中山得意コスモマーベラスから。トップハンデの上ここで引退となるが、適性の高さは決して侮れない。有終の美を飾るか。
レインダンスは秋華賞で買わず痛い目にあった。力は上位でダイワスカーレットに迫れるものを持っている。
ヤマニンメルベイユは好位からの粘り込み注意。牡馬相手でも好走歴あり怖い一頭。
キストゥヘヴンは前走京都牝馬Sに復調気配うかがえた。桜花賞を制した力量馬の復活期待。
シェルズレイは人気薄でこその馬か。単騎ですんなり行ければ波乱演出も。
アルコセニョーラは紫苑S勝ちの実績あり。条件は向く。

☆フィリーズレビュー
◎レジネッタ
○エイムアットビップ
▲エーソングフォー
△エイシンパンサー

阪神JFで本命にしたレジネッタに再度◎。エルフィンSは3着だったが馬体重プラス12キロで仕上がり途上だった感。なんとか桜花賞の権利がほしい。
エイムアットビップは阪神JF3着。それまで逃げていたのが一転して差す競馬をしたのが吉と出たが、ここは逃げるのか差すのか…。いずれにせよ能力の高さは間違いないだろう。
エーソングフォーは紅梅Sでチューリップ賞を勝ったエアパスカルに先着。スピードあふれるマル外でここも侮れない。
エイシンパンサーは阪神JF15着後、ダートを3戦。だがファンタジーS3着などがあり芝でもやれる力ある。

ペプチドルビーは2戦2勝。しかし久々のここは様子を見たい。ある程度好走すれば先が楽しみな存在だが。

☆ファルコンS
◎マルブツイースター
○マヤノベンケイ
▲メイプルストリート
△ダイワシークレット
△セレスハント

マルブツイースターのスピードに期待。他マヤノベンケイなどなかなかのメンバーが揃い楽しみな一戦。
穴ならダートで勝ってきたダイワシークレットとセレスハントか。

ダノンゴーゴーはかなりのスピード馬だが後方からの差しタイプで、武豊騎手に乗り替わって更にその傾向が強くなりそう。届かない危険性高く様子見。
シルクビッグタイムは3連勝中だが芝は初めて、父Deputy Ministerではやはりダート向きの可能性高いのでは…、消し。

☆チューリップ賞
　1着　エアパスカル　藤岡佑
△2着　トールポピー　池添
◎3着　オディール　安藤勝

エアパスカル逃げ切り勝ち。勝ち切れない面のある馬でしたが、スッとハナに立ち逃げ切った内容は評価できます。ウォーエンブレムは本当に良い仔を出しますね。
トールポピーは前目から伸びてはいますが惜しくも2着。ただ今年の始動戦としては悪くない内容でした。
オディールは後方から突っ込んできたものの3着まで。しかしやはりこの末脚は脅威で、本番も期待したい一頭です。

☆弥生賞
◎1着　マイネルチャールズ　松岡
▲2着　ブラックシェル　武豊
　3着　タケミカヅチ　木幡

マイネルチャールズ重賞連勝。道中2番手追走から抜け出した内容は流石でした。前につけられる先行力と勝負根性は皐月賞向きですし、何より中山にかなりの適性がありますね。
中団から伸びたブラックシェルが2着。本番も無駄な後方待機をしなければ出番はあるでしょう。馬連的中。
好位追走から3着を確保したタケミカヅチは相手なりに好走するタイプ。この手の馬は本番で人気にならずに2・3着に来て穴を開けることが多く、要注意でしょう。

キャプテントゥーレは4着とそれなりに走ってはいるのですが、この距離はギリギリの印象。
後方待機のアインラクスはあの展開では惨敗も致し方ないでしょうか。
同じく後方待機のフサイチアソートはそれにしても負けすぎで、東京スポーツ杯もあまり高く評価はできませんね。

☆中京記念
◎1着　タスカータソルテ　中舘
　2着　センカク　菊沢隆
　3着　ワイルドファイアー　大野

タスカータソルテ快勝。中団から抜け出す好内容でした。昨年も期待した一頭ですが、今年は更なる飛躍を期待したいです。
センカクはそのうち穴を開けそうな雰囲気はあったのですが、まさかここで来るとは…。やられましたね。

1番人気ローゼンクロイツは早めの競馬をしましたが7着まで。しかしトップハンデではやむを得ない部分もあるでしょう。
トーホウアランも同じような負け方でしたが、応援している一頭だけにもう少し頑張ってほしかった…。

☆オーシャンS
△1着　プレミアムボックス　吉田隼
　2着　エムオーウイナー　熊沢
　3着　ナカヤマパラダイス　柴田善

このレースに関しては回顧を行いません。ただ、JRAには「公正な競馬」とはどういうものか、もう一度よく考えてほしいと思います。
そしてサンアディユ号のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

☆弥生賞
◎マイネルチャールズ
○アインラクス
▲ブラックシェル

本命はマイネルチャールズ。京成杯を完勝しており舞台適性確か。勝負根性もあるしここなら軸にできる。GIを勝つようなスケール感は感じないが…。
アインラクスは安定して前につけられるし末脚も確か。傑出馬不在の今年ならクラシックでも期待できる。
ブラックシェルの前走はさすがに位置取りが後ろすぎたし大外を回しすぎた。あれでは勝てない。能力的には巻き返しあっても不思議はない。あとはスタートがどうか…。

フサイチアソートは東京スポーツ杯2歳Sを快勝。負かした相手を見てもレベルの高いレースだったが、父トワイニングでどうも大物感を感じない。もし勝てば素直に強いと評価したいが…、ここは様子見。
キャプテントゥーレは朝日杯3着。血統的に2000Mはどうか。朝日杯の内容もあまり高くは評価できない。

☆中京記念
◎タスカータソルテ
○ニルヴァーナ
▲ダイレクトキャッチ
△シルクネクサス
△ミュージックホーク
△コーナーストーン
注フォルテベリーニ

本命はタスカータソルテ。昨年かなり期待した一頭だが結果はいまひとつだった。しかし中日新聞杯3着である程度目処は立った印象。中京実績あるしここは勝ってほしい。
ニルヴァーナは早くから素質を高く評価されてきた一頭。重賞では掲示板止まりだがテン乗り角田騎手が力を引き出せれば重賞初制覇も見えてくる。
ダイレクトキャッチは末脚切れる。左回りも得意だしここはチャンスだろう。鞍上はやや不安だが…。
重賞でも大崩れしないシルクネクサスは軽くは扱えない。
他1600万勝ちコーナーストーンの充実振りも注意。
フォルテベリーニは重賞でも期待してきた一頭だがさすがに長期休養明けのここは厳しいか。応援の意味を込めて少しだけ押さえたい。

トーホウアランはかなり期待している一頭だがハンデ57キロは見込まれた。乗り替わりも不安要素大きく消し。
ローゼンクロイツは舞台絶好だが58キロは重い。