☆金鯱賞
◎コンゴウリキシオー
○ローゼンクロイツ
▲ブルートルネード
△アサカディフィート

コンゴウリキシオーの逃げ残り。休養明け三戦目で走り頃。
ローゼンクロイツはベストの2000Mで大崩れは考えにくい。
☆オークス
◎アドマイヤキッス
○コイウタ
▲フサイチパンドラ
△シェルズレイ

本命はアドマイヤキッス。桜花賞は敗れはしたが終いまで良く伸びていた。能力はメンバー中でも屈指だと思うしかかる馬ではないので距離も問題ない。一番人気だがここは中心視。
コイウタはクイーンC勝ちが光る。桜花賞では3着、能力もヒケを取らない。距離にやや不安は残るが横山典騎手ならうまく乗ってくれるはず。
フサイチパンドラは速い流れだった桜花賞でも引っかかり、直線伸びず惨敗を喫した。ここでもやはり折り合いがカギになるが、昨年と一昨年このレースを制している福永騎手への乗り替わりで一変の可能性あり。要注意。
シェルズレイはアドマイヤキッスと接戦歴あり。桜花賞でも5着と大崩れしていない。人気無さそうだが穴で一考。

ニシノフジムスメは忘れな草賞を快勝。しかしチューリップ賞では7馬身差6着と完敗しており力的に一枚落ちる印象。
カワカミプリンセスは3戦3勝。能力は高いだろう。しかし桜花賞組以外は2000M以上の経験がほしいところ。見送り。
アサヒライジングは桜花賞4着。血統的に距離も大丈夫だがオークスを逃げ切るのはかなりの力がないと難しい。同型ヤマニンファビュルの出方次第だがここは消し。
テイエムプリキュアは年明け後は精彩を欠く。印象的にはタムロチェリーのような感じか。ここも苦戦必至。
キストゥヘヴンは桜花賞を快勝。しかし斬れすぎて逆に距離が不安。アッサリの場面もあるがここは思い切って消し。

☆東海S
◎ヴァーミリアン
○パーソナルラッシュ
△アルファフォーレス

ダイオライト記念の1・2・3着が距離適性で一歩上を行く。
☆京王杯SC
○1着 オレハマッテルゼ 柴田善
▲2着 インセンティブガイ 横山典
◎3着 テレグノシス 勝浦

オレハマッテルゼ快勝。スタートからサッとハナに立つとそのまま押し切りました。強いです。安田記念も展開次第で勝ち負けできるでしょう。
インセンティブガイは前走惨敗で人気を落としていましたが驚きの後方待機策で2着。流石に横山典騎手と唸りました。
最後方から伸びたテレグノシスはまだ力落ちは感じられませんね。安田記念で勝ち負けするには展開の助けが必要ですが一応の注意は必要でしょう。

6着シンボリグランはやはり出遅れ気味。このあたりが直ってこないとGIではかなり厳しそうです。

☆ヴィクトリアマイル
▲1着 ダンスインザムード 北村宏
◎2着 エアメサイア 武豊
 3着 ディアデラノビア 岩田康
 4着 コスモマーベラス 柴田善
 5着 アグネスラズベリ 本田

ダンスインザムード初代女王に。好位の内でじっと我慢して直線満を持して抜け出すとエアメサイアの追撃を振り切りました。天皇賞(秋)などで好走歴がありますが、やはり実力は相当なものがありました。北村宏騎手は好騎乗でGI初勝利。おめでとうございます。
エアメサイアはやや後方でじっくり折り合いをつけ、直線外を追い込んできましたが惜しくも2着。しかし前有利の展開でよく頑張ったと思います。馬連的中。
ディアデラノビアもよく頑張ってはいるのですが、上位二頭とはやや力差がある印象。
アグネスラズベリは本質的に府中マイルは長いかもしれません。それでもよく頑張っていますし短距離ならもっと活躍できそうです。

ヤマニンシュクルは後方からの競馬でしたが伸びきれず7着。
一番人気ラインクラフトはパドックでちょっとチャカついていたのが気になり、最近の福永騎手の不調と合わせて直前で切り捨てました。
結果いつもより後ろの位置取りから直線も伸びず9着に惨敗。どうにもチグハグな競馬だった印象ですがこれで終わる馬ではないはずです。巻き返しはあるでしょう。

ちなみに第一回だったこのレース、終わってみれば1着〜3着までは2000M以上の重賞で連対実績のある馬で占められました。4着コスモマーベラスも1800Mの紫苑S勝ちがありました。これである程度の傾向は掴めたと言えるでしょう。
☆ヴィクトリアマイル
◎エアメサイア
○ヤマニンシュクル
▲ダンスインザムード
△ラインクラフト

本命はエアメサイア。新設のGIなので傾向がつかみづらいが、マイルよりも中距離寄りの距離適性のあるこの馬を重視してみたい。前走阪神牝馬Sではラインクラフトに突き放されたがこの舞台なら逆転も可能。
ヤマニンシュクルは中山牝馬Sで鮮やかな復活。スイープトウショウと接戦歴あり能力はヒケを取らない。展開次第でまとめて差し切る場面も。
ダンスインザムードは牡馬相手にGI好走歴あり。最近は落ち着きも出てきたし府中のマイルなら勝ち負けできるだけの力はある。
ラインクラフトは阪神牝馬Sを快勝。ただ府中のマイルではより中距離寄りの適性が求められる。折り合いがカギか。
☆京王杯SC
◎テレグノシス
○オレハマッテルゼ
▲インセンティブガイ
△グレイトジャーニー
△プレシャスカフェ

本命はテレグノシス。もう7歳になるが前走ダービー卿CTでは58.5キロを背負いながらもさすがの末脚を見せた。得意の府中で別定戦なら勝機十分。
オレハマッテルゼは高松宮記念快勝。マイルにも府中にも実績あり。59キロでも大崩れはないだろう。
前走アッサリ敗れたインセンティブガイは人気落ちで狙いたい一頭。
ダービー卿CT快勝のグレイトジャーニーはコースがどうかだが力差はない。
ノド鳴り手術から復帰のプレシャスカフェは状態次第だが、十分逆転狙える力ある。
☆新潟大賞典
◎1着 オースミグラスワン 四位
 2着 カナハラドラゴン 大西
 3着 エルカミーノ 小林淳

オースミグラスワン重賞初制覇!最後方待機から直線で全馬をごぼう抜き。ようやく勝ってくれてとにかくホッとしています。今後更なる活躍を期待したい一頭です。
カナハラドラゴン、エルカミーノも後方待機から伸びてきて波乱を演出。しかし新潟競馬場は追い込みが決まりますね。

☆京都新聞杯
△1着 トーホウアラン 藤田
○2着 アペリティフ 岩田康
 3着 マイネルポライト 本田

トーホウアラン快勝。途中先頭から直線も伸びて最後まで押し切りました。
アペリティフは中団から伸びて2着。人気がなかったのが不思議なくらいでしたが勝ち馬には一歩及ばず。

問題は4・5着に敗れたアエローザとマルカシェンク。
両馬とも完全に脚を余した拙騎乗でした。それでもマルカシェンクはダービーには出られますがこの敗戦でダービーは絶望となったアエローザはなんとも惜しいですね。ダービーの舞台で見たい一頭でしたが…。

☆NHKマイルC
 1着 ロジック 武豊
△2着 ファイングレイン 横山典
▲3着 キンシャサノキセキ 安藤勝
 4着 アポロノサトリ 蛯名
△5着 ドラゴンウェルズ 藤田

ロジック快勝。勝ち切れないこの馬を完璧に折り合わせて最後までしっかり走らせた武豊騎手の腕に感服しました。脱帽です。
ファイングレインは早め先頭からよく粘りましたが…。本当に惜しい敗戦でした。そしてレース後に残念ながら骨折が判明。しばらくは休養ということになるでしょう。
キンシャサノキセキは後方から伸びましたが3着まで。

フサイチリシャールは好位からの競馬でしたがやはりこれでは持ち味が出ませんね。連戦の疲れもあったでしょうしこの敗戦は致し方ないと思います。
しかしその一方で10着に惨敗したマイネルスケルツィはいったい…。スタートでやや出遅れて、好位につけるために脚を使ったのが最後響いたのかとも思いましたが、それにしても解せない敗戦でした。
期待のステキシンスケクンは行こうとする馬と抑えようとするボス騎手という感じで折り合いも何もあったものではありませんでした。スタート後すぐに敗戦を覚悟しました(泣
☆NHKマイルC
◎ステキシンスケクン
○マイネルスケルツィ
▲キンシャサノキセキ
△ファイングレイン
△ドラゴンウェルズ

本命はステキシンスケクン。アーリントンCでは素晴らしいスピードで逃げ切り圧勝。前走皐月賞はさすがに距離が長かったがマイルなら見直せる。ボス騎手は日本ではあまり馴染みがないが、ここ数戦の騎乗を見る限りは、なかなか上手いと思う。期待したい。
マイネルスケルツィは当初2000M程度の距離を使われてきたが、マイルに切り替えてからようやく本領発揮。NZTは着差以上の強さだった。安定感もあり連軸ならこちらか。
キンシャサノキセキはアーリントンC、マーガレットSと敗れているが、イレ込みなどで力を出し切れていない。一気に前を差し切ったジュニアCこそがこの馬本来の姿。関東圏のレースなら力を出せそう。展開も向きそうだし斤量面の恩恵も大きい。
ファイングレインはNZTで逃げ粘って2着。マイルなら力差はない。展開がどうかだが控える競馬もできるので心配ないだろう。
ドラゴンウェルズはデキ絶好。NZTは8着に敗れているが流れに乗りすぎた分終い鈍った感じ。うまく折り合えばここでも差はない。

フサイチリシャールは逃げて後続を千切った2歳時のレースぶりが影を潜めた印象。実績は一番だがここは思い切って消し。
☆新潟大賞典
◎オースミグラスワン
○エイシンドーバー
▲カンファーベスト
△グラスボンバー
△アサクサキニナル

本命はオースミグラスワン。重賞実績はないが能力は間違いなくある馬。展開も向きそうでそろそろ初重賞制覇を。
エイシンドーバーはとにかく堅実。ここも流れに乗って最後までしぶとく走りそう。
昨年の2着馬カンファーベストはハンデ手頃で一発の魅力あり。

☆京都新聞杯
◎アエローザ
○アペリティフ
▲マルカシェンク
△トーホウアラン

アエローザの素質を買う。ここを突破できれば本番でも有力だろう。要注目。
ラジオたんぱ杯4着など、一線級と渡り合ってきたアペリティフも力はある。岩田康騎手の騎乗注目。
マルカシェンクは能力なら世代トップだろう。ただ2歳時に骨折してしまったのはやはり心配。ここは様子見程度で。
☆青葉賞
▲1着 アドマイヤメイン 武豊
○2着 マイネルアラバンサ 佐藤哲
 3着 エイシンテンリュー 内田博

アドマイヤメイン逃げ切り勝ち。直線に入ってさらに差を広げる完勝でした。ダービーでもすんなり行けるようなら簡単には止まらないでしょう。
2番手を進んだマイネルアラバンサが2着。
エイシンテンリューは後方から伸びましたが3着まで。しかし決め手はやはり侮れないものを持っていますね。

マツリダゴッホは中団から。途中の手ごたえを見て「いける」と思ったのですがそこからが案外でした。なんとも評価微妙です…。

☆天皇賞(春)
◎1着 ディープインパクト 武豊
○2着 リンカーン 横山典
 3着 ストラタジェム ボス
 4着 アイポッパー 福永
 5着 トウカイカムカム 幸

ディープインパクト圧勝!もう今更何も言うことはありません。次はいよいよ世界へ挑みます。
リンカーンは横山典騎手の最高の騎乗もありましたが、3着を5馬身突き放すすばらしい内容。今回ばかりは相手が悪すぎましたが、やはりこの馬もGI級の力があります。次こそ悲願達成を期待したいものです。
ストラタジェムはボス騎手に導かれ良い伸び脚。この馬なりに力は出し切ったでしょう。

アイポッパーは中団につけながら、勝負どころで動けず力を出し切れなかった印象が強いです。最後は4着まで巻き返しているだけに惜しい敗戦ですね。
7着マッキーマックスは完全な力負け。
8着ローゼンクロイツは勝負どころで動いていきましたが最後は息切れ。しかしこの距離では致し方ないでしょう。中距離ならまだまだ侮れません。
9着トウカイトリックはハナすら切ることができず見せ場なく惨敗。多少強引にでも逃げてほしかったというのが正直なところです。
デルタブルースは菊花賞馬の栄光もかすむ10着。これにはさすがにガッカリと言わざるを得ません。
☆天皇賞(春)
◎ディープインパクト
○リンカーン
△トウカイトリック
△マッキーマックス

ディープインパクトが勝つ。
リンカーンは日経賞を完勝。もう何度も書いてきたが力はGI級。スムーズなら当然この馬が相手筆頭。
トウカイトリックは阪神大賞典で果敢に逃げて2着に粘った。ダイヤモンドSでも後方から良く伸びており、ステイヤーとしてかなりの力を持っている。
マッキーマックスは長距離を使ってようやく素質開花。産経大阪杯でも良い伸びを見せており目下充実一途。チャンスはある。
☆青葉賞
◎マツリダゴッホ
○マイネルアラバンサ
▲アドマイヤメイン
△エフセイコー
△タマモサポート

本命はマツリダゴッホ。これまで順調さを欠いたが前走で改めて素質の高さを証明してみせた。イメージとしては昨年のダンツキッチョウ。期待したい。
マイネルアラバンサは長丁場が向きそう。長く良い脚を使ってしぶとく伸びてきそうだ。
毎日杯を楽に逃げ切ったアドマイヤメインは距離さえこなせれば逆転候補。
☆福島牝馬S
○1着 ロフティーエイム 吉田隼
 2着 ライラプス 鮫島良
▲3着 フィヨルドクルーズ 高橋智

ロフティーエイム混戦を制す。素質馬がここに来て開花したという感じです。更なる飛躍を期待したいものです。
2着ライラプスはスムーズさを欠いた印象が強いですがさすがに地力はありますね。
フィヨルドクルーズは末脚炸裂でしたが惜しくも3着。

期待のアズマサンダースはあんなに後ろから行く馬ではないと思うのですが…、なんとも残念です。

☆フローラS
 1着 ヤマトマリオン 菊沢隆
 2着 ブロンコーネ 藤田
△3着 アクロスザヘイブン 小野

ヤマトマリオン快勝。今年はオペラハウス当たり年なのかなぁという気がしました。
ブロンコーネが2着。先手を取ったアクロスザヘイブンは惜しい3着。

期待のオリオンオンサイトも流れに乗って良い競馬をしたのですが、惜しくも4着。しかしこの馬は長い目で期待していきたいものです。
テイエムプリキュアは中団から伸びきれず7着。オークスも苦戦を強いられそうです。

☆アンタレスS
▲1着 フィフティーワナー 武豊
○2着 ヒシアトラス 横山典
△3着 サカラート 岩田康

フィフティーワナー快勝!初重賞挑戦でしたが完璧に逃げ切りました。相当な大物感を感じさせます。早くも秋が楽しみです。
好位から伸びたヒシアトラスはこの斤量なら勝つだろうと思っていたのですが…。力は示しましたがやや物足りない結果でした。
2番手を進んだサカラートが3着。

プライドキムは先行争いに加わりましたが直線失速し6着。できればマイペースで先行したい馬でここは仕方ないでしょうか。
☆フローラS
◎オリオンオンサイト
○ハギノプリンセス
▲マイネサンサン
△アイスドール
△アクロスザヘイブン
△メジロラルゴ

全体に中距離実績のある馬を選んだが、中でも川田騎手騎乗のオリオンオンサイトに期待。
テイエムプリキュアは1番人気になっているが、距離・コースとも不安先行。何より桜花賞は完全な力負けだった。ここは消し。

☆アンタレスS
◎プライドキム
○ヒシアトラス
▲フィフティーワナー
△サカラート
△オーガストバイオ
△クワイエットデイ

本命はプライドキム。前々走の仁川Sで復調気配がうかがえたが前走マーチSで2着に粘った。完全復活と見て良いと思う。思ったほど人気もないしここは狙っていきたい。
ヒシアトラスはそのマーチSで59キロを背負いながらプライドキムを差し切った。さすがにダート1800Mではトップクラスの力がある。今回は斤量も別定57キロ。大崩れはない。
連勝街道驀進中のフィフティーワナーは初の重賞挑戦がどうかだが能力は相当なもの。アッサリ勝ってもおかしくない。
☆福島牝馬S
◎アズマサンダース
○ロフティーエイム
▲フィヨルドクルーズ
△プリンセスグレース
△スルーレート
△ラドランファーマ
注プリモスター

実績上位アズマサンダースから。意外と人気もない。他人気薄を積極的に狙いたい。
☆マイラーズC
◎1着 ダイワメジャー 安藤勝
 2着 ダンスインザムード 武豊
 3着 ディアデラノビア 岩田康

ダイワメジャー完勝。サッと抜け出してダンスインザムードの追撃を振り切りました。力は健在で、ノド鳴りさえひどくならなければ安田記念も好勝負でしょう。
ダンスインザムードは休養明けなので斬ったのですが結果を出しました。気性面も成長しているようです。
ディアデラノビアは良く伸びていますが3着まで。

プリサイスマシーンはハナに立つ形になり、直線でも粘りましたが5着。

☆皐月賞
 1着 メイショウサムソン 石橋守
 2着 ドリームパスポート 高田
○3着 フサイチジャンク 岩田康
▲4着 アドマイヤムーン 武豊
△5着 フサイチリシャール 福永

メイショウサムソン快勝!好位から直線抜け出して最初の一冠を奪取。この馬に関して「決め手がない」と予想で書いたのですが、大きな間違いでしたね。この馬の決め手は先行力と勝負根性。それを見抜けなかったのは私のミスでした。これで石橋守騎手は22年目にして初のGI制覇となりました。おめでとうございます。
終始内を回ったドリームパスポートが2着。馬場状態は別にして、数少ないチャンスをものにした高田騎手には感服しました。ダービーでも騎乗できるかどうかは微妙なようですが、これを機にもっと騎乗機会が増えると良いですね。
フサイチジャンクとアドマイヤムーンは差して届かずの3、4着。着順はそのまま位置取りの差が出た形でしょう。両者ともそれなりに力は示すことができたと思います。ダービーでの巻き返しに注意でしょう。
フサイチリシャールは早め先頭から押し切ろうとしましたが5着。しかし福永騎手は勝ちを意識したこの騎乗で良かったと思いますし力は出し切ったでしょう。次はNHKマイルCのようですがどんな競馬を見せてくれるか注目です。

サクラメガワンダーはアドマイヤムーンより更に後ろからの競馬。しかも弥生賞と同じく大外を回しての追い込みですから届かないのは当然でしょう。私が内田博騎手に期待した騎乗とはかけ離れたもので非常に残念でした。しかし大崩れはしていませんし、広い府中で力を出し切れればまだまだ侮れないと思います。
ジャリスコライトはレース間隔が開きましたし、中山もやはり向かないのかもしれませんね。こちらも府中で巻き返しがあるかもしれません。
ステキシンスケクンはやはりマイル路線に行くべきでしょうね。
ショウナンタキオンは17着と惨敗に終わりました。敗因は状態面か、あるいは距離か…。いずれにせよ2歳時の評価の高さは完全にどこかへ行ってしまいました。巻き返しは難しいかもしれません。
☆皐月賞
◎サクラメガワンダー
○フサイチジャンク
▲アドマイヤムーン
△ジャリスコライト
△フサイチリシャール

本命はサクラメガワンダー。弥生賞は4着に敗れているが、スタートダッシュがつかず最後方からの競馬、しかも外が伸びない馬場で大外を回したのだから届かなくて当然だった。力負けではない。昨年のラジオたんぱ杯ではアドマイヤムーンを差し切っており、能力はトップクラス。中山重賞3勝の地方の名手内田博騎手への乗り替わりも心強い。
フサイチジャンクは若葉Sを完勝。強いところと当たっていないため過剰人気と見られる向きもあるが、能力は相当なものだと思う。派手さはなくとも終い確実に伸びてくる。
アドマイヤムーンは弥生賞を完勝。末脚の切れは世代トップだろう。脚質と力のいる馬場がどうかだが、アッサリの場面も。
ジャリスコライトは京成杯快勝の後間隔が開いたが、調整に狂いはなく力は出せるだろう。能力は他と比べてもヒケは取らない。テン乗り横山典騎手がどう乗るか。
フサイチリシャールはここ二戦ともいまひとつの内容だが、しぶとさは健在。ステキシンスケクンを見ながら二番手からのレースになりそうだが、ある程度三番手を引き離すような、思い切った乗り方を期待したい。

ドリームパスポートはこのメンバーに入ってもヒケを取らない能力がある。しかし騎乗予定だったデムーロ騎手が騎乗停止。代役が高田騎手では不安先行。
ナイアガラはすみれSまで三連勝中。素質は高いが本格化はまだ先か。イメージとしては98年のエモシオン。
キャプテンベガは若葉S2着。この馬も素質は確かだが、フサイチジャンクに差し切られた現状を見てもここでは力が足りない感。
メイショウサムソンはスプリングS快勝。堅実さと勝負根性は確か。しかしGIの舞台で勝ち切るだけの決め手は無い印象。緩みのない流れもどうか。
ステキシンスケクンはダンジグ×ミスプロでとても距離が持つようには思えない。このあとはマイル路線に行くべき。
スーパーホーネットはマイラー色強い印象。この舞台では厳しい。
☆マイラーズC
◎ダイワメジャー
○プリサイスマシーン

本命はダイワメジャー。ここでは力が違う。初めての阪神となるが問題はないだろう。
高松宮記念4着のプリサイスマシーンはマイルCS5着、マイラーズC2着など実績あり。一度使って上積みもあり。
☆NZT
◎1着 マイネルスケルツィ 柴田善
△2着 ファイングレイン 横山典
△3着 ロジック 内田博

マイネルスケルツィ順当勝ち。ここでは力が違いました。
ファイングレインが逃げ粘って2着。馬連的中。

☆阪神牝馬S
◎1着 ラインクラフト 福永
○2着 エアメサイア 武豊
 3着 スナークスズラン 小牧太

ラインクラフト完勝。この距離なら流石に力が違いました。
エアメサイアはラインクラフトを捕まえに行ったのですが逆に離されてしまいました。しかし府中マイルなら楽しみはあるでしょう。馬連的中。

☆桜花賞
 1着 キストゥヘヴン 安藤勝
◎2着 アドマイヤキッス 武豊
▲3着 コイウタ 横山典
 4着 アサヒライジング 柴田善
△5着 シェルズレイ 岩田康

キストゥヘヴン快勝。後方から素晴らしい切れ味で他馬をなで斬りにしました。折り合いなどに課題は残りますが、実力は相当だと思います。
アドマイヤキッスはマクリ気味に上がって行き、これは勝ったかと思ったのですが…。しかし実力は示すことができたと思います。オークスが楽しみです。
コイウタは叩き合いで少し及びませんでしたがよく頑張っています。
アサヒライジングは果敢に逃げて粘り込みました。強いです。オークスでも楽しみはあるでしょう。

テイエムプリキュアは伸びず8着。残念ですが、これは力負けといわざるを得ないでしょう。距離が伸びて良いとも思えず…。
フサイチパンドラはやはりかかっていました。直線ではもう余力なく14着。
ダイワパッションはもまれてしまい4角あたりから後退、16着に敗れてしまいました。馬もこの厳しい競馬をこなせるだけの力がなかったのだと思いますが、長谷川騎手の若さが出たレースだと感じました。スプリント路線なら今後も楽しみはありそうです。
☆桜花賞
◎アドマイヤキッス
○テイエムプリキュア
▲コイウタ
△フサイチパンドラ
△シェルズレイ
△タッチザピーク

本命はアドマイヤキッス。チューリップ賞は久々だったが早め進出から抜け出し快勝。能力の高さを改めて感じた。先行勢揃い展開も向きそう。
テイエムプリキュアはチューリップ賞でジリジリとしか伸びず4着。しかし一度使っての上積み大きく、中間の動きは絶好。今の阪神の渋った馬場もこの馬に味方しそう。
コイウタは京王杯2歳Sで3着だがこの時はレースのレベルが低いということで全く評価していなかった。しかし菜の花賞、クイーンCと快勝しており一躍有力候補に浮上。早い流れも味方しそう。
フサイチパンドラはフラワーC2着。初めから引っかかり通しで最後まで粘った内容は能力の高さを示している。もちろん本番も折り合いがカギだが、先行勢揃いハイペースが予想される。心配ないだろう。
シェルズレイは1戦ごとに力をつけ、チューリップ賞ではしぶとい走りで2着に入った。地味な印象あるが力は確か。鞍上岩田康騎手も心強い限り。
タッチザピークはチューリップ賞で9着に敗れたが精神的な要因で負けたように思える。大外枠に入ったがむしろ好都合か。スムーズなら巻き返し可能。
☆NZT
◎マイネルスケルツィ
○ロジック
▲ドラゴンウェルズ
△ロジック
△ファイングレイン

☆阪神牝馬S
◎ラインクラフト
○エアメサイア
△シーイズトウショウ

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